『SMAP×SMAP』“支援金の呼びかけ”にファン感慨「それだけで泣きそうになる」

バラエティ番組『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）では毎回、震災被災地への支援金を呼びかけている。SMAPの解散発表にともない同番組も年内の放送終了を告知したことから、ファンにとってその場面はこれまで以上に感慨深く映るようだ。ツイッターでは「支援金のお知らせ、ありがとう。忘れずにいてくれること、感謝しかありません」「この時に5人だけのショットが見れて、ただそれだけで泣きそうになる」などいろいろな思いがつぶやかれている。

10月24日の放送では“BISTRO SMAP”にトレンディエンジェル、メイプル超合金、横澤夏子、平野ノラが出演してSMAPメンバーも爆笑となった。また、音楽コーナー“S-Live”では公演のため来日したバナナラマ（Bananarama）とヒット曲『I Heard a Rumour』（1987年）、『Venus』（1986年）をコラボした。そして番組終盤にいつも通りメンバー5人が並んで登場すると、この日は香取慎吾がセンターに立って被災地の皆さんへの言葉とともに“東日本大震災支援金”（公益財団法人東日本大震災復興支援財団）及び“日本赤十字社　平成28年熊本地震災害義援金”を呼びかけた。

先週17日の『SMAP×SMAP』では草なぎ剛がセンターを務め、ツイッターでは「今日はつよぽんが呼びかけ。この時に5人だけのショットが見れて、ただそれだけで泣きそうになる」とつぶやかれていた。今回はお笑い芸人たちとSMAPのトークを満喫したのだろう、「思いっきり笑った後は、支援金のお願いで引き締まる。スマスマがあるから1週間頑張れる」というツイートも見受けられる。

そんななか、毎週支援金の協力を呼びかけるSMAPの姿に感謝しつつも「頭を下げてくれている回数が増える事に解散までのタイムリミットが迫ってる」とひしひしと感じる人も少なくない。また、「まだまだ東北熊本大分は復興途中なのにスマスマが終わってしまったら呼びかけまで無くなってしまう」と案じる声もあった。

来週の告知では「ユーミンが10年ぶりの登場でスペシャルメドレー」のナレーションとともに松任谷由実と『守ってあげたい』をコラボするシーンが映り、CMを挟んでのエンディングでは草なぎ剛が安藤なつにカンチョウする場面のBGMにSMAPの4枚目シングル『負けるなBaby! ～Never give up』（1992年）が短時間ながら流れた。端々に番組スタッフの気持ちを感じるのだろう、熱いファンは「降参だけは絶対にしない？」「SMAPがいない世界が考えられない」とツイートしている。

解散すると発表した12月31日まで残り2か月と少しだ。『SMAP×SMAP』での5人が見られなくなるのはあまりに寂しい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）

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