秋からの乾燥対策は毎日のスキンケアの見直しから

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2016年11月06日 09:01  JIJICO

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JIJICO

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乾燥肌が気になる秋 必要な肌のお手入れについて


気が付けばもう11月。
秋らしさがやっと色濃くなり、朝夕は冬の寒さを感じるほどになってきましたね。
大好きな季節の秋ですが、年々そうお気楽に過ごせなくなってしまっているのは私だけではないはず。
もちろんその原因は肌の乾燥。
肌の水分量は、気温が低く湿度が低くなるほど減少してしまいます。
急に秋らしくなってきた最近の肌は、カサカサしたり、ツッパリ感が出たり、乾燥でかゆくなったりと肌トラブルが出始める頃なのです。
そこで乾燥しがちなこの季節に必要な肌のお手入れについて解説いたします。


“クレンジング&洗顔”間違ったお手入れしていませんか?


毎日のお手入れで気を付けないといけないのがクレンジングと洗顔。
クレンジング剤でザラザラ角質や毛穴の汚れを落とそうと長い時間ゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗顔したりすることで肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌のうるおいが失われてしまいます。
年齢とともにセラミドや天然保湿因子の生産量が減って肌が乾燥していくなかで、間違ったお手入れが原因でさらに肌の乾燥を招いてしまいます。
メイクを落とすクレンジング料は30〜40秒で手早く肌にのばし、ぬるま湯で洗い流しましょう。
馴染みやすいオイルタイプは肌をこすらないのでおススメです。
濃いラインやマスカラのポイントメイクは先に専用クレンジング剤で綿棒などを使って丁寧に落としておきましょう。


洗顔は30度くらいのぬるめのお湯で洗い流します。
石鹸成分を泡立ててこすらないように優しく泡で洗います。
洗顔で肌の汚れを落とすことで、化粧水や美容液が浸透しやすくなります。
手洗顔では落ちにくい古くなったザラザラ角質は、ターンオーバーの乱れや加齢が原因です。
ゴシゴシ洗いではかえって肌を傷つけてしまいます。
熊野筆の毛先をカットしない天然山羊毛の極上ブラシで優しく洗えば効果的!
キメ細かい弾力泡も簡単に作れるので毎日の洗顔やボディブラシとしいてもおススメです。


必要なのはたっぷりの水分と油分で「ふた」


肌が乾燥することで起こる肌トラブルは“シワ、しみ、敏感肌、ニキビ、ひび割れ、くすみ”など。
すぐにでも乾燥をさせない保湿ケアが大切と実感しますよね。
肌本来がもっている保湿成分を逃さないように角質層の水分を保つケアは、洗顔後にたっぷりの化粧水で水分補給を。
コットンを使って浸透させたり、保湿効果の高いシートマスクのケアも大切です。
化粧水で肌の水分を補ったら、油分のある乳液やクリーム、美容液で「ふた」をして水分の蒸発を防ぎましょう。
目や口の周りは乾燥するとくすみや小じわが出やすい個所なので優しく指で押しながらなじませます。
毎日何気なくしているお手入れを「肌の乾燥対策」を意識してケアするだけで、肌の改善に繋がるので早速取り入れて実行してみて下さいね。
冬の乾燥がもう怖くなくなるはず。



(斎原 晶子・メイクアップアーティスト)

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