「世界平和なんて知るか」、ダークヒーロー描く井口昇監督『スレイブメン』

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2016年11月09日 17:11  CINRA.NET

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『スレイブメン』ポスタービジュアル ©2017「スレイブメン」製作委員会
映画『スレイブメン』が2017年3月10日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で公開される。

映画『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』などを手掛けた井口昇監督の新作となる同作。冴えない自主映画監督のしまだやすゆきを主人公に、ダークヒーロー「スレイブメン」となったしまだが1人の少女の運命を変えようと奮闘する様を描く。

気弱な映像オタク・しまだ役を演じるのは、2012年に芸能界を引退するも2014年に俳優活動を再開した中村優一。ヒロイン役を奥田佳弥子、しまだと敵対する学生時代の同級生役を阿部亮平、しまだを追い詰める男を津田寛治が演じる。

井口監督は同作について「個人的にはマジでヒーロー版『君の名は。』だと勝手に思い込んでおります!世界一ロマンティックなヒーロー映画と呼ばれたいです!」とコメントしている。また公開されたポスタービジュアルには「世界平和なんて知るか。僕は、君だけを守る。」とのコピーが掲載されている。

■中村優一のコメント
今年の春に撮影をしていて、やっと皆さんにこの映画のご報告出来とても嬉しいです。井口昇監督のワークショップに約半年間参加させて頂き、井口監督の世界観に惹かれ、その監督の作品に携わる事が出来すごく幸せに思います。スレイブメン。懐かしさも感じつつ新しいヒーローが生まれました。新しいヒーローの誕生を皆さんに見届けて頂けたらと思います。宜しくお願い致します。

■井口昇監督のコメント
ヒーロー映画は世界中に数あれど、日本が誇るアイテム「恋愛」によってパワーを持てる「泣ける」ヒーローは前代未聞ではないでしょうか。しかも、タイムリープによって現実が様々に変化するので、ここまで先読みが出来ない「連続どんでん返し」が起こるファンタジーはなかったのではと自負しています。個人的にはマジでヒーロー版「君の名は。」だと勝手に思い込んでおります!世界一ロマンティックなヒーロー映画と呼ばれたいです!
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