『ポーランド映画祭』に17本、アンジェイ・ワイダ監督の追悼特集

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2016年11月14日 20:41  CINRA.NET

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『ポーランド映画祭2016』ポスタービジュアル
『ポーランド映画祭2016』が11月26日から東京・シネマート新宿で開催される。

今年で5回目の開催となる同映画祭。10月に90歳で逝去したアンジェイ・ワイダを特集する「追悼アンジェイ・ワイダ監督特集」と、ポーランドの最新映画を紹介する「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」で構成される。

ワイダの追悼特集には、「抵抗3部作」と呼ばれる初期作『世代』『地下水道』『灰とダイヤモンド』など10作品がラインナップ。『仕返し』『菖蒲』『戦いのあとの風景』『夜の終りに』の上映前にはワイダが各作品について語ったコメントも上映される。

また「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」では、画家ズジスワフ・ベクシンスキーの家族を描いた『最後の家族』や、今年の『ベルリン国際映画祭』で銀熊賞を受賞したトマシュ・ヴァシレフスキ監督の『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ』など7作品を上映する。

初日の11月26日には『アンジェイ・ワイダ監督追悼プログラム〜ワイダは語る〜』を開催。9月にワイダの自宅で撮影された同映画祭に向けたメッセージをイエジー・スコリモフスキ監督のコメントなどを交えて紹介するほか、ワイダの監督作『夜の終りに』の上映や、ゲストによるトークイベントを予定している。上映スケジュールやイベントの詳細は『ポーランド映画祭2016』のオフィシャルサイトで確認しよう。
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