ピレリ社による来年度のカレンダーが、あまりにも斬新だとして話題を集めている。このカレンダーの写真撮影には、ニコール・キッドマン、ユマ・サーマン、ジュリアン・ムーアといった豪華トップ女優達が参加。世界を代表するファッションカメラマンの一人ピーター・リンドバーグ氏が彼女達の写真を撮り、撮影地にはニューヨーク、ロサンゼルス、ベルリンなどが選ばれたという。
今回の撮影に際しリンドバーグ氏がこだわったのは、「まったく手を加えない素の画像」だったそうだ。人気誌などでは大幅な修正を施した画像を使うことも多いが、今回のカレンダーにはそのような加工は一切加えなかったと同氏は言う。
「2017年度版カレンダーでは、これまでとは違うタイプの美を伝えたかったんです。」
「美は、まさにワンパターン―つまり若くて完璧であれば美しいと言われるのです。」
「でもそれは、現実の世界で暮らすリアルな女性とは全く違うもの。今回のカレンダー撮影を通し、僕は違うメッセージを伝えたかった。つまり“美”とは、宣伝や広告で目にする美しさを超越するものなんです。」
そこでリンドバーグ氏は自身に影響を与えた女優達を選択、そして写真を撮影したというが、うちニコールは撮影を満喫し「どうしてこんなに楽しいのかしら」「こんな私は誰にも見せたことがない」などと語ったという。
映画やレッドカーペットでは滅多に見られない、彼女達の素顔。無修正の写真だけに小さなシワや肌のくすみは確かに見えるが、それでも彼女達の素の姿は自然で生き生きとしており、とても美しい。
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（TechinsightJapan編集部 ケイ小原）
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