アンドリュー・ガーフィールド、トランプ氏を「病んだ男。態度も醜すぎる」

先日、女優メリル・ストリープが次期アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏につき「我が国で最も権威ある地位に就こうとする人物が、障害を抱える記者の真似をしたことがある。胸が張り裂けそう」と批判。これを受けトランプ氏は「過大評価されている女優」などとツイートしてメリルに反撃したが、この一件につき俳優アンドリュー・ガーフィールドは「本当に醜いこと」と述べ同氏を非難した。セレブにもトランプ派・アンチトランプ派がいるが、互いの意見はまったく相容れないもの。数日後に大統領に就任するトランプ氏だが、スムーズな船出とはなりそうにない。

このほどアンドリュー・ガーフィールドが『The Awards Show Show』のポッドキャストに登場し、このように語った。

「テレビをつけると、この病んだ男が出ているんだ。まさに病気。毒が全ての毛穴から発せられている。」
「メリル・ストリープは簡潔に、だけど情熱的かつ真摯に全てを語ったまで。あれで終わりにすれば良いものを、あの男は空っぽな言葉で中傷してきた。反論しようというあの神経はまさに醜いね。」

ちなみにトランプ氏は障害を抱える記者を嘲笑したことを否定し、さらにメリルについては「大負けしたヒラリー・クリントンのおべっか使い」とツイートしている。大統領選で負けたクリントン氏を罵るトランプ氏の態度に多くの人が呆れ、「クソみたいな男」「そもそも人を馬鹿にする態度が最低だ」などと書き込んだ。

このようにアンチが多いトランプ氏は、その大胆で過激、また怖いもの知らずの呆れた言動で多くのアメリカ人を敵に回した。しかし記者の知人にも「アメリカを変えるためにトランプは必要な人物だ」と主張する人は確かにおり、「今、彼の失墜を望むことは国家の破綻を望むことと同じ」「彼の手腕に期待したい」という声も皆無ではない。トランプ氏の大統領就任式が間近に迫るなか、国民の多くは「どうか新政権がうまく機能するように」と祈りながら状況を見守っているようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）

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