10月から全国で公開される『ナラタージュ』は、教師と生徒として出会った2人が再会し、激しい恋に落ちる様を描いた島本理生の同名小説が原作。泉との許されない恋に苦しむ社会科教師・葉山貴司役を松本潤、忘れようとしていた葉山への想いが再会をきっかけに抑えられなくなる工藤泉役を有村架純が演じることがこれまでに明らかになっていた。監督は行定勲が務める。
坂口が演じるのは泉に想いを寄せ、一度は恋人になるも、葉山を忘れられない彼女への想いや嫉妬に揺れる大学生・小野玲二。坂口は脚本に強く惹かれて同作への出演を決めたという。
■坂口健太郎のコメント
初めて本を読ませていただいた時、小野君は繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、少しづつ歪んでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました。
切なく、悲しい気持ちに感情移入してみてくださる方もいるかと思います。
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■行定勲監督のコメント
普段はポーカーフェイスの彼が突然、笑み破顔する顔は誰もが心を奪われ小野の役にぴったりだと思った。
恋に溺れ歪んでいく難しい役をさり気なく見事に演じてもらいました。
ある意味、敵役のような存在ながら恋に苦悩する彼の表情に切なさが何度もこみ上げる瞬間がありました。
未来が楽しみな俳優に出会えました。