TOKIO松岡昌宏が米戯曲に挑む 藤田俊太郎演出『ダニーと紺碧の海』

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2017年02月04日 11:22  CINRA.NET

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藤田俊太郎
舞台『ダニーと紺碧の海』が、5月13日から東京・新宿の紀伊國屋ホール、5月27日から兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

『ダニーと紺碧の海』が、映画化もされた『ダウト 疑いをめぐる寓話』で『ピュリツァー賞』戯曲部門や『トニー賞』演劇作品賞を受賞したアメリカの劇作家ジョン・パトリック・シャンリィによって1983年に執筆された戯曲。心の痛みを暴力によって吐き出す孤独な男・ダニーと、壊れた家庭環境に疲れた女・ロバータがニューヨーク・ブロンクスで出会い、惹かれ合っていく様を描く二人芝居だ。

ダニー役を演じるのは松岡昌宏。ロバータ役を、19歳の時に蜷川幸雄主宰のさいたまネクストシアターの旗揚げメンバーに選出された土井ケイトが演じる。演出を手掛けるのは、2005年から2016年まで蜷川幸雄作品の演出助手を務めた藤田俊太郎。チケットの販売は3月19日からスタートする。

俳優を志したばかりの頃に『ダニーと紺碧の海』の稽古をしたいと蜷川に相談し、「この話は難しいから今の藤田には無理だと思う」と言われたという藤田は、「この芝居を演出することは、自分自身に対する演劇人としての問いに他なりません。僕は演劇を渇望しているのか。僕は世界と向き合えているのか。究極に言えば、僕はこの芝居を演出するために今まで演劇を生きてきた。今はこれから出会うであろう2人の俳優とのアパッシュダンスのような美しい稽古を楽しみにしています」と今回の公演にかける意気込みを語っている。

■松岡昌宏のコメント
数年に一度、舞台に立たせて頂いておりまして、今回もとても素敵なタイミングでお話をいただき、役者の幅を広げるキッカケにしたいと思っています。
更に今、最も注目されている演出家の藤田俊太郎さんとご一緒できるということで、自分の中にはない世界観を引き出して下さるのではと、たいへん楽しみです。刺激を頂きながらも、自分らしく楽しんでやっていきたいと思います。

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