『The making of new Vitz story』は、トヨタ新型VitzのCM制作舞台裏をコメディタッチで描いた動画だ。「新しいVitzのCMなんですけど、すっごいカーチェイスCMです」と誇らしげにCMの完成を上司に報告するあるCM制作ディレクター。上司も「いいじゃないかぁ」と乗り気だ。しかし、実際にCMを見た上司は、クライアントや視聴者のクレームを気にするあまり、あり得ないダメ出しを連発し、制作ディレクターもそのつどCMを修正するハメになる。結果、激しいカーアクションを前面に打ち出した迫力満点のCMだったはずが、どんどん奇妙なものへと変わっていってしまう。
その会話を広島弁にした『The making of new Vitz story 広島弁ver.』()が新たに公開された。たとえば、冒頭の「すっごいカーチェイスCMです」は“広島弁ver.”では、「ようできたカーチェイスCMでっせ」となっている。ほかにも「面白そうじゃのう」「バリ擦っとる」「ぶち好きです!」「暴力はいけんで」「たいぎいの」など広島弁によって、オリジナルとはまた一風変わった趣が感じられる。これには「このシリーズ本当好き」というコメントのほか、「名古屋弁か関西弁でぜひ」「次は博多弁で是非」と別の方言のリクエストが早速寄せられている。