シングル曲の演奏者や製作チームに贈られる「最優秀レコード賞」に輝いたのはAdele『Hello』。「最優秀アルバム賞」はAdeleのアルバム『25』、シングル曲の作詞作曲者に贈られる「最優秀楽曲賞」にはAdeleがグレッグ・カースティンと制作した“Hello”が選出された。Adeleは「最優秀ポップソロパフォーマンス賞」最優秀ポップボーカルアルバム賞」など、計5部門を制した。
「最優秀レコード賞」「最優秀アルバム賞」「最優秀楽曲賞」などにノミネートしていたBeyoncéは、「最優秀アーバンコンテンポラリーアルバム賞」「最優秀ミュージックビデオ賞」を受賞するにとどまった。
「最優秀新人賞」は、「最優秀ラップアルバム賞」「最優秀ラップパフォーマンス賞」も制したChance The Rapper。
昨年逝去したデヴィッド・ボウイは、アルバム『Blackstar』で「最優秀オルタナティブアルバム賞」、アルバムのタイトル曲“Blackstar”で「最優秀ロック楽曲賞」に輝いたほか、「最優秀ロックパフォーマンス賞」「最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)」「最優秀レコーディングパッケージ賞」の5部門を制した。ボウイが音楽部門で『グラミー賞』を受賞するのは今回が初。
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「最優秀サウンドトラックアルバム作曲賞映画、テレビ、その他映像部門」にはジョン・ウィリアムズが作曲した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が選ばれた。坂本龍一とAlva Notoが音楽を担当した『レヴェナント:蘇えりし者』は受賞を逃した。「最優秀クラシックボーカルパフォーマンス賞」は、ドロテア・レッシュマンが内田光子と共演した『SCHUMANN & BERG』が受賞した。