仏の建築家&写真家が日本の住宅建築を紹介 『日本、家の列島』展

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2017年02月16日 11:02  CINRA.NET

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河内一泰『ハウスkn』2006年 撮影:ジェレミ・ステラ
『日本、家の列島 ―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン―』展が、4月8日から東京・パナソニック 汐留ミュージアムで開催される。

同展は日本の近現代の住宅建築にスポットを当て、2014年5月からフランス、スイス、ベルギー、オランダの各都市を巡回した展覧会の帰国展。建築家のヴェロニック・ウルス、マニュエル・タルディッツ(みかんぐみ)、ファビアン・モデュイ、写真家のジェレミ・ステラといった日本をよく知るフランス人4人がキュレーションし、みかんぐみが会場デザインを担当した。

展覧会は「昨日の家」「東京の家」「今の家」の3部構成となり、写真や映像、ドローイング、スケッチ、図面、模型などを通じて、1933年に竣工したアントニン・レーモンドによる軽井沢の別荘や、安藤忠雄の『住吉の長屋』、伊東豊雄の自宅『シルバーハット』、隈研吾の『鉄の家』など約70点の住宅作品を紹介。さらにゲストアーティストの坂口恭平によるドローイングや、建築家と施主へのインタビュー、巡回展の様子を捉えた映像も展示される。

会期中には建築家の伊東豊雄、建築史家の五十嵐太郎、ウルス、タルディッツ、モデュイ、ステラによる講演会『ここがすごい!ニッポンの住宅建築』や、坂口によるドローイングの公開制作、堀部安嗣、手塚由比、五十嵐淳、塚本由晴+貝島桃代(アトリエ・ワン)、長谷川豪、谷尻誠+吉田愛 (SUPPOSE DESIGN OFFICE)ら出展作家によるギャラリートークを開催。詳細は汐留ミュージアムのオフィシャルサイトで確認しよう。
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