敵地でのファーストレグを前に、レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督が「どう見ても我々の勝ち目は小さい」とコメントした。UEFA（欧州サッカー連盟）の公式HP『UEFA.com』が伝えている。
クラブ史上初のCL出場で決勝トーナメント進出を果たしたレスターだが、国内大会では不調を極めている。プレミアリーグ第25節終了時点で残留圏内ギリギリの17位に低迷。昨年12月31日の第19節ウェストハム戦を最後に、リーグ戦では6試合、勝利から遠ざかっている。また、18日に行われたFAカップ5回戦ではミルウォール（3部）に0−1と敗れ、敗退が決まった。
CLで意地を見せたいレスターだが、ラニエリ監督は現在のチーム状態について以下のようにコメントしている。
「（プレミアリーグを制した）昨シーズンは素晴らしかったが、今シーズンは何ひとつ、うまくいっていない。調子を落とすこともあり得るとは思っていたが、ここまでひどくなることは想定外だった」
「どう見ても我々が勝つ確率は低い。それでも、ここで戦う準備はできている」
そしてラニエリ監督は、セビージャ就任1年目のホルヘ・サンパオリ監督についても言及。「彼は一流の中の一流だ。セビージャには彼のスタイルが浸透していて、試合中でもシステムを素早く変えることができる。その点で彼の仕事は最大級の称賛に値する」と、絶賛していた。
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