沢尻エリカが実写『不能犯』ヒロイン役 松坂桃李を追い詰める刑事に

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2017年02月24日 10:22  CINRA.NET

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多田友子役の沢尻エリカ ©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会
松坂桃李の主演映画『不能犯』に沢尻エリカが出演することがわかった。

2018年に公開される『不能犯』は、宮月新原作、神崎裕也作画による同名漫画の実写映画版。依頼を受けて呪いや洗脳といった犯行の実証が不可能な手段で相手を殺害する「不能犯」の宇相吹正の姿を描く。赤く光る瞳から放つ特殊な能力によって人の心を操る宇相吹役を松坂が演じるほか、監督を白石晃士が務めることがこれまでに発表されていた。

沢尻が演じるのは、正義感が強く、面倒見の良い美人刑事・多田友子。宇相吹の犯行を立証することができず、警察上層部がさじを投げる中で立ち上がり、宇相吹を追い詰めていくというキャラクターで、宇相吹の赤い眼を用いても唯一コントロールすることができない人物だ。多田は原作では男性だが、映画では女性キャラクターに変更された。

同作で初めて刑事役を演じる沢尻はアクションにも挑戦。共演者の松坂について「本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹を演じられていました。役者として尊敬できる素晴らしい方でした」とコメントしている。

■沢尻エリカのコメント
今回の作品は、初めての刑事役でアクションにも挑戦しました。私が演じる多田友子という役は、原作では男性のキャラクターですが、映画では女性の設定になっています。キャラクターのイメージは男性そのままで、正義感や意思が強く、内に秘めた熱いものを持った男っぽい女刑事になっています。そして松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹を演じられていました。役者として尊敬できる素晴らしい方でした。そんな松坂さんや私の支えになっていたのが、白石監督でした。白石監督はとてもチャーミングな方で、映画自体は怖いシーンもありますが、現場を和やかにしてくれるムードメーカーでもあり、とても楽しい現場でした。すごくワクワク、ドキドキしながら撮影をしていました。素敵な作品に仕上がると思います。是非楽しみにしていて下さい。
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