実写映画『プリンシパル』和央役は高杉真宙 いくえみ綾「120点!」

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2017年02月28日 10:22  CINRA.NET

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左から桜井和央の原作ビジュアル、高杉真宙 ©2018「プリンシパル」製作委員会 ©いくえみ綾/集英社マーガレットコミックス刊
映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』の追加キャストが発表された。

同作は、いくえみ綾が2010年から『Cookie』で連載した漫画『プリンシパル』の映画化作品。札幌の高校に転校した女子高生・住友糸真が、女子の間で「みんなのもの」というルールが作られている人気の男子生徒・舘林弦、桜井和央と距離を縮めていくというあらすじだ。ヒロインの糸真役を黒島結菜、クールな性格の弦役を小瀧望(ジャニーズWEST)が演じることがわかっていた。

今回発表された追加キャストは、和央役を演じる高杉真宙。女の子と間違われるような容貌で、いつも笑顔の王子様気質という役どころだ。高杉は和央の性格を「一見誰にでも優しく、誰にも好かれる人ですが、実は高いプライドを秘めていて男っぽく、執着心といえるほど真っ直ぐな意思を持つキャラクターだと思っています」と表現し、「高杉真宙だから演じられる桜井和央にしたいと思います」と意気込みを明らかにしている。

原作者のいくえみ綾は、撮影現場で対面した高杉の印象について「和央そのままだったのでとても驚きました。点数で言うと、和央の再現度は120点!」と絶賛。監督の篠原哲雄は「僕は高杉君を見た時に和央は彼しかいないと思ったし、難しい台詞回しも独特のものにしてくれると確信した。札幌の雪景色の中でその佇まいを一層輝かせたい!」とコメントしている。

■高杉真宙のコメント
『プリンシパル』で、桜井和央を演じさせて頂くことになりました。
自分は漫画を読むことが好きで、今回もお話を頂いてすぐに原作を読みました。
恋愛要素の魅力はもちろんですがそれだけではなく、主人公はじめ他のキャラクターすべて、単純な動機で動いていない、複雑な心境が深く描かれている作品だと思います。
その魅力に、僕は「プリンシパル」という漫画のファンになりました。
中でも桜井和央は、自分が演じるということを抜きにしても惹かれるキャラクターだと思います。
和央は、一見誰にでも優しく、誰にも好かれる人ですが、実は高いプライドを秘めていて男っぽく、執着心といえるほど真っ直ぐな意思を持つキャラクターだと思っています。
漫画と映画では、ストーリーやキャラクターが違ってくることもあると思いますし、高杉真宙が演じることによって違ってくることもあると思います。
自分は漫画が好きで原作のファンでもあるので、いろいろなご意見もあるだろうなとも思います。ただ、桜井和央という人物に息を吹き込めるよう、愛を持って演じたいと思います。
高杉真宙だから演じられる桜井和央にしたいと思います。

■いくえみ綾のコメント
和央はとても王子様っぽいキャラクターなので、なかなか王子様的な人はいないだろうと思っていたのですが高杉さんにはまさしくピンときた感じです。原作とイメージがそのままだったのと、実際に現場でお会いしたら和央そのままだったのでとても驚きました。
点数で言うと、和央の再現度は120点!
漫画そのままというよりはとらわれずに高杉さんなりの和央を作って欲しいと思っています。

■篠原哲雄監督のコメント
高杉真宙君の演じる和央という役は王子様の雰囲気を持つ男子。女子からは憧れられ、男子からも守ってあげたくなるような存在。それでいて単なる見かけだけのイケメンではなく、可愛らしさと茶目っ気を持ちながら、時に冷静に人の気持ちをわかり、いざという時に相手に力を与えてくれる強さと柔らかさを持った男の子である。僕は高杉君を見た時に和央は彼しかいないと思ったし、難しい台詞回しも独特のものにしてくれると確信した。札幌の雪景色の中でその佇まいを一層輝かせたい!
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