【殺人/レイプもガン無視!? ロシアのヤバすぎるサバイバル番組が物議の画像・動画をすべて見る】
番組は、公式サイトにて世界中から閲覧することが可能。シベリアのプレイエリア内に設置された2000台の定点カメラと、プレイヤーそれぞれに与えられたカメラからの映像が配信される。
かつて映画『ハンガー・ゲーム』や『バトル・ロワイアル』で描かれてきた、他人を蹴落として生き残るというゲーム的な世界観がとうとう現実にやってくるのだろうか…?
公開されているゲームのルールや主催者の発言も物議を醸しており、ロシア市民の間ではもちろん、世界的に懸念の声が上がっている。
広大なシベリア荒野で描かれる 究極のリアリティ・サバイバル
「Game2:Winter」は900ヘクタール、東京ドーム192個分の敷地からなるプレイエリアから生配信される、リアリティー・サバイバル・ショー。
世界中の志願者から投票によって選出された、18歳以上の男女30人のプレーヤーたちが、オオカミや熊などが生息されると言われるシベリアの荒野に放たれ、9ヶ月間のサバイバル生活に挑戦する。
|
|
また視聴者は、自分の応援したい特定のプレーヤーに対して、アイテムを支給できるシステムもあり、プレイヤーだけでなく視聴者もインタラクティブに参加できる番組となっている。
過酷な訓練とヤバすぎる契約事項 倫理的な懸念も
本番組が話題になっている一番の理由は、そのコンセプトはもちろんだが、やはり設定されたゲームルールの過激さにある。
まず本番組に参加するプレイヤーは、今夏の番組スタートまでに、ロシアの特殊部隊要員からサバイバル訓練を「ある程度」受ける必要がある。
この「ある程度」がどれだけの意味を持つ言葉なのかはいまだ明らかにされていないが、9ヶ月間のサバイバル生活を乗り越えるためには相当の体力と忍耐力、そして戦闘力を養う必要が有るのはいうまでもない。
|
|
「番組中での犯罪が発覚した際には、その逮捕に応じる」こと、そして「番組中に本人が死亡しても、番組側は一切の責任を負わない」ということの二つだ。
この二つの契約は、かなり乱暴な捉え方をすれば、「カメラに映っていなければ、何をしてもいい」ということを意味する。
殺人も、暴力も、飲酒も、強姦も、すべてバレなければOK。しかし主催者側にそれらの事実が発覚した場合には、当然がらロシアの法律に基づき逮捕されることになる。
こうした過激な主催者側の声明に対し、ロシア市民からは批判が勃発しているという。
|
|
シベリアの地に家を建て、食料を集め、マイナス40度という厳しい環境を耐え抜かなければならない。
すでに300人以上が候補者にエントリー あなたも参加してみる?
「Game2:Winter」は2017年7月1日から、2018年4月1日にかけて放送され、ロシア国内だけでなく、英語・フランス語・ドイツ語・中国語・アラビア語への翻訳も予定されている。
もうプレイヤーへのエントリーははじまっており、すでに全世界から300人以上の立候補者がいる。公式サイトでは参加立候補者たちのプロフィールも公開。
サバイバー然とした筋骨隆々の男たちから、絶対に(生き残るのは)無理でしょと言わんばかりの可愛らしく若い女の子たち、「これまで引きこもってました」と話すギークっぽい青年まで、その顔ぶれは実に幅広い。
しかし日本人からのエントリーはまだ確認できない。度胸と体力には自信がある、というかたは公式サイトより是非エントリーしてみてはいかがだろうか。生き残れば、賞金1億ルーブル(日本円にして約2億円)を手にすることができる。