写真の領域を拡張 赤石隆明の立体&空間シリーズ展『Waste Park』

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2017年03月06日 10:21  CINRA.NET

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赤石隆明『Waste Park』2016年 『あいちトリエンナーレ2016』での展示風景 ©Takaaki Akaishi Courtesy of G/P gallery
赤石隆明の個展『Waste Park』が、3月5日から東京・恵比寿のG/P galleryで開催される。

1985年に生まれた写真家・赤石隆明は、東京造形大学を卒業後、東京を拠点に活動。写真を平面のみでなく立体や展示空間へと展開させる作品を多く制作しており、2014年に『第39回木村伊兵衛写真賞』にノミネートされている。

赤石が2010年から取り組んでいるプロジェクト『Waste Park』を俯瞰する同展。赤いパワーストーンを起点とする同プロジェクトではこれまでに、パワーストーンの形をコンクリートで模造し、展示と破壊を行なうパフォーマンスや、その記録写真を布に転写したクッションの大量生産、多面体の組み合わせをストレッチフィルムに投射し、100以上のパターンを生み出した作品の制作などを実施。同展ではこれらの作品を紹介するほか、2メートルに及ぶ巨大クッションの保存を問題にした新作も展示される。

なお会期初日の3月5日にはトークイベントとオープニングレセプションを開催。最終日となる4月8日には赤石が展示作品を解体するパフォーマンスを行う。詳細はG/P galleryのオフィシャルサイトで確認しよう。
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