実写『3月のライオン』に伊勢谷友介が出演 川本3姉妹の父親役

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2017年03月06日 11:02  CINRA.NET

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誠二郎役の伊勢谷友介 ©2017 映画「3月のライオン」製作委員会
実写映画『3月のライオン』後編に伊勢谷友介が出演していることが発表された。

伊勢谷の出演は3月5日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行なわれた同作の『前編・後編〈イッキ見〉」試写会』で発表されたもの。伊勢谷は、神木隆之介演じる主人公・零と交流する川本3姉妹の父親・誠二郎役を演じる。

試写会には、神木、幸田香子役の有村架純、大友啓史監督に加えて伊勢谷もサプライズで登場。伊勢谷との撮影について神木は、「現場では助けていただく事ばかり。劇中で『君さ〜、帰れよ』と挑発的にいわれた一言が自分の中で絶対に負けたくないというエンジンになった。とんでもない化け物が住んでいる。吹っ飛ばされると思った」と振り返った。

また伊勢谷が演じた自分勝手な男について有村が「なんでこんなに〜!と思っていました」と話すと、「あんたもたいがいだよ!でも性格ピッタリな役だよね」と伊勢谷が返し、会場が笑いに包まれる一幕もあった。

さらに神木は前編後編を通して観た300人を前に「前編は熱い映画、後編は温かい映画」「後半の最後の零の表情は自分で演じていながらも自分で良かったなと救われた気持ちになりました。まるでお味噌汁を飲んだような温かい気持ちになった。ほんわかした気持ちになって、家族にありがとうと言いたくなった」とコメント。

有村も「登場人物みんなが思いを抱えて、それぞれの苦しみがわかる前編とそれを回収するのが後編。みんなが報われて終わる映画。前後編通して1本の作品になっている」と語った。

3月18日から前編、4月22日から後編が公開される『3月のライオン』は、羽海野チカの同名漫画をもとにした実写映画版。幼い頃に両親を亡くし、孤独を抱えて生きてきたプロ棋士の零が、同じ下町に住むあかり、ひなた、モモの3姉妹との出会いをきっかけに再生していく様を描く。
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