殺人犯・藤原竜也が伊藤英明を挑発 『22年目の告白』予告編&主題歌

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2017年03月08日 10:22  CINRA.NET

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『22年目の告白−私が殺人犯です−』 ©2017 映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」製作委員会
映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』の予告編が公開された。

予告編では藤原竜也演じる曾根崎雅人が記者会見で「私が殺人犯です」と話すシーンや、加熱するマスコミの報道やSNSによって曾根崎が時の人になっていく様子などが確認できるほか、伊藤英明演じる刑事・牧村航が曾根崎に挑発されて逆上するシーン、夏帆、岩松了らが演じる被害者遺族や野村周平演じる牧村の妹の恋人の姿、新たに発生した事件の様子などが映し出されている。

5人の命を奪った殺人犯を演じた藤原は「衣装チーム・ヘアメイクチーム含め、話題性・カリスマ性のある一人のキャラクターを作り上げてもらって、監督、まわりのスタッフが新たな役を作ってくれました。今まであるようでない役柄です」とコメント。

伊藤は藤原との共演を振り返り「主演の名前に藤原竜也くんの名前を聞いたときにはすごく嬉しかったですし、一緒に実際にやってみて、壁がないというか、盛り上げて現場を引っ張っていくのはものすごく頼もしい役者さんです」と語っている。

今回の発表とあわせて同作の主題歌に、ドラマ『ゆとりですがなにか』の主題歌も手掛けた感覚ピエロの書き下ろしの楽曲“疑問疑答”が起用されることも判明。同曲は予告編にも使用されている。

6月10日から全国で公開される『22年目の告白−私が殺人犯です−』は、被害者の近親者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者を殺さずに犯行をメディアで証言させるというルールのもとで行なわれた連続殺人事件を巡る物語。未解決のまま事件が時効を迎えた22年後に、犯人を名乗る男が犯行の手口を綴った手記『私が殺人犯です』を発表するというあらすじだ。監督は入江悠。

■藤原竜也のコメント
すごく難しい役でしたが、(仕上がりが)とても楽しみです。衣装チーム・ヘアメイクチーム含め、話題性・カリスマ性のある一人のキャラクターを作り上げてもらって、監督、まわりのスタッフが新たな役を作ってくれました。今まであるようでない役柄です。本当に自分としても面白かったです。伊藤さんとの共演は、刺激的でしたね。面白い方ですし、勉強になりました。伊藤さんの発言によって、俳優として気づかされたところも多かったです。

■伊藤英明のコメント
物語の軸が、僕が演じた牧村中心に動いているので、見ている人が前後をちゃんと想像できるように監督とひとつひとつ丁寧に話しながら作っていきました。主演の名前に藤原竜也くんの名前を聞いたときにはすごく嬉しかったですし、一緒に実際にやってみて、壁がないというか、盛り上げて現場を引っ張っていくのはものすごく頼もしい役者さんです。ね。

■横山直弘(感覚ピエロ)のコメント
「22年目の告白」を初めて観た時、その後味の強烈さと生々しさにただただ圧倒されました。
今回その映画の世界観と、感覚ピエロが表現したい「刺激的なロック」とが互いにクロスし生み出されたのが「疑問疑答」です。
強烈に、泥臭く、それでいて繊細。そんな人間の奥底に潜む心の生々しさとエグさを、楽器とメロディと歌詞で表現しました。
「22年目の告白」と感覚ピエロのサウンドによって生まれた今回のプロジェクト。是非この刺激的な体験を皆さんも体感してください。

■入江悠監督のコメント
映画を観た人が最後まで油断できないようなロックな音にしたい、というイメージがありました。感覚ピエロさんに初めて映画を観ていただいた時、お客さんとして本当にすごく興奮してくれていたので、そのままの熱で作っていただければ大丈夫だと確信しました。「映画館を出る時にはじめて一息つけるような音楽にしてください」とお願いしたのですが、できあがってきた楽曲を聴いた時、こちらの想いを完全に理解してくださっていてとても嬉しかったです。映画から感じたことをストレートに楽曲「疑問疑答」にぶつけてくれて、若さってやっぱりすごいなと。彼らの若い才能に触れながら、一緒にものづくりができて楽しかったです。この映画にふさわしい、繊細でいて、しかも衝動的な最高にロックな音楽です。
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