『牯嶺街少年殺人事件』を坂本龍一所有のスピーカーで「極上音響上映」

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2017年03月09日 20:42  CINRA.NET

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『牯嶺街少年殺人事件』 ©1991 Kailidoscope
上映イベント『「牯嶺街少年殺人事件」“極上の音響による上映”(supported by 坂本龍一)&スペシャルトーク』が、3月20日に東京・角川シネマ有楽町で開催される。

エドワード・ヤン監督の映画『牯嶺街少年殺人事件』を上映する同イベント。音響機材として、坂本龍一が所有しているムジークエレクトロニクガイザイン社のモニタースピーカーを使用するほか、上映後にはトークを実施する。11:30開始回には中原昌也、16:40開始回には富田克也(空族)をそれぞれゲストに迎え、樋口泰人(boid)が聞き手を務める。

坂本龍一は同イベントの開催について、「中国系の映画監督では、ぼくはエドワード・ヤンが図抜けて才能があると思う。ただ残念ながら若くして亡くなってしまった。これはそのヤンの中でも文句なく最高傑作といえる大作だ。これを最高の音で爆音とともに観る機会はめったにない。非常に楽しみだ」とコメントを寄せている。チケットは3月11日から販売開始となる。

『牯嶺街少年殺人事件』は1960年代の台北を舞台に、主人公の少年・スーの淡い恋心や、彼を巻き込んだ不良グループの激しい抗争などを描いた作品。3月11日から角川シネマ有楽町、3月18日から新宿武蔵野館ほか全国で順次上映される。日本では約25年ぶりの劇場公開となり、4Kレストア・デジタルリマスター版で上映される。

■坂本龍一のコメント
中国系の映画監督では、ぼくはエドワード・ヤンが図抜けて才能があると思う。
ただ残念ながら若くして亡くなってしまった。これはそのヤンの中でも文句なく最高傑作といえる大作だ。
これを最高の音で爆音とともに観る機会はめったにない。非常に楽しみだ。
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