OP戦、最下位の球団はシーズンどうだった?

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2017年03月26日 18:02  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人の高橋由伸監督 (C)KYODO NEWS IMAGES
◆ 08年の巨人がリーグ優勝

 2月25日にはじまったオープン戦も、26日に全日程を終了した。開幕に向けて上手く調整がいったチームもあれば、思うように白星を積み重ねることができず不安を残し終わったチームもある。

 オープン戦を最下位に終わったチームをみてみると、17年は巨人が勝率.263。12球団で最も勝率が低いチームだった。オープン戦とはいえ12球団で最下位は、ファンとしてもかなり気になるところ。

 最近10年でオープン戦最下位のチームは、どのようなシーズンを過ごしたのか見ていきたい。前年リーグ優勝も08年のオープン戦で、2勝10敗3分の最下位に終わった巨人は、シーズンが開幕してからも12勝15敗1分と思うように調子があがらず。それでも、5月以降は徐々に勝ち星を積み重ねていき、最大13ゲーム開いていた首位・阪神を最後の最後で追い抜き大逆転優勝を飾った。

◆ 苦戦した球団が多い

 08年の巨人は大逆転優勝したが、この10年でみるとAクラス入りしたのは08年の巨人と16年のDeNAのみ。その他のチームは全てBクラスに終わっている。順位をみると4位が09年の阪神、13年の中日、15年の広島、5位が12年の阪神、最下位が07年のオリックス、10年と11年の横浜、14年のヤクルト、16年のオリックスと中日となっている。

 13年の中日は、前年の12年まで11年連続Aクラス入りを果たしており、オープン戦は最下位だったとはいえ、シーズンで巻き返すのではないかと思われた。シーズンが始まってからも歯車が噛み合わず、01年以来の4位に終わった。翌年以降も負の連鎖は続き、昨季まで球団史上ワーストとなる4年連続Bクラス中だ。

 ここ数年、オープン戦最下位のチームは、Bクラスに沈む傾向がある。08年にオープン戦最下位からリーグ優勝した巨人は、今季も08年の再現となるか注目だ。

◆ 最近10年のOP戦最下位チームの公式戦成績

07年 オリックス
オープン戦:5勝10敗1分[12位]
公 式 戦:62勝77敗5分[6位]

08年 巨人
オープン戦:2勝10敗3分[12位]
公 式 戦:84勝57敗3分[1位]

09年 阪神
オープン戦:5勝10敗2分[12位]
公 式 戦:67勝73敗4分[4位]

10年 横浜
オープン戦:4勝9敗2分[12位]
公 式 戦:48勝95敗1分[6位]

11年 横浜
オープン戦:2勝7敗0分[12位]
公 式 戦:47勝86敗11分[6位]

12年 阪神
オープン戦:5勝10敗2分[12位]
公 式 戦:55勝75敗14分[5位]

13年 中日
オープン戦:4勝14敗2分[12位]
公 式 戦:64勝77敗3分[4位]

14年 ヤクルト
オープン戦:1勝11敗1分[12位]
公 式 戦:60勝81敗3分[6位]

15年 広島
オープン戦:3勝7敗2分[12位]
公 式 戦:69勝71敗3分[4位]

16年 DeNA
オープン戦:4勝9敗2分[10位]
公 式 戦:69勝71敗3分[3位]

16年 オリックス
オープン戦:4勝9敗3分[10位]
公 式 戦:57勝83敗3分[6位]

16年 中日
オープン戦:4勝9敗3分[10位]
公 式 戦:58勝82敗3分[6位]

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  • ゴミ瓜は、「栄光の1975年」の再来なって欲しい�ͺ�����
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