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<アメリカによるシリア攻撃を晩餐会の席でトランプから知らされるという不意打ちを喰らった習近平。2超大国の首脳を衝突から救ったのはチョコレートケーキだった>
ドナルド・トランプ米大統領はラグジュアリーな生活を好む。シリアへ59発の巡航ミサイル「トマホーク」を発射するという職務があったとしても、それを中断させることはない。
フォックス・ビジネス・ ニュースとの最新のインタビューでトランプは、シリアへの攻撃を命令したときはフロリダ州パームビーチの「マール・ア・ラーゴ」で中国・習近平国家主席とデザートの最中だったと語った。
「私たちはテーブルに着き、晩餐後のデザートを食べるところだった。これまで食べた中で最高に美味しいチョコレートケーキだった。習も堪能していた」。その間に習に「イラクに59発のミサイルを発射した」と伝えたという(イラクというのはシリアの言い間違いだ)。
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フリーズした習金平
シリア攻撃を習に知らせるタイミングについてトランプは、「パームビーチでの会談後すぐに帰国を控えていたため、食事の間に伝える必要があった」と言った。中国に到着してから習近平の耳に入るのは避けたかったという言い分は理解できる。
「彼は10秒ほど答えなかった」とトランプは、その瞬間を説明した。「それから習は再度通訳するよう求めたが、それは良いサインではないと思った。しかし習は私に向かって『幼い子供や赤ん坊に対して化学兵器を使ったやつなら仕方がない』と言った。彼はOKと言ったのだ」
チョコレートケーキは、2つの超大国の指導者が緊張高まる北朝鮮問題について話し合った米中首脳会談の終わりも飾った。
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「中国との関係は非常に進展した」とトランプは言い、「習との関係が発展したのは素晴らしいと思う。今後とも面会を重ねることを楽しみにしている」と語った。
美味なるチョコレートケーキの外交力を侮ってはいけない。
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ライアン・ボート
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