「プラスチックトーキョー」からウィメンズ登場 ユーモアやギミックの効いたアイテムを展開

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2017年04月28日 11:34  Fashionsnap.com

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デビューコレクションのルック Image by: PLASTICTOKYO FOR WOMEN / FASHIONSNAP
「プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)」を手掛ける今崎契助が、2017-18年秋冬コレクションからウィメンズブランド「プラスチックトーキョー フォー ウィメン(PLASTICTOKYO FOR WOMEN)」を始動した。

 ファーストコレクションはテーマは設けずに製作。今崎は「服の量産=ゴミを作っていることなんじゃないかと悩んでいた時期に、たまたま花を一輪買って会社に飾ったら、自分のお金で初めて服を買った時のワクワク感や感動した体験などを思い出した。日常に新しいものが加わった時に感動が生まれるんだと思う」と話し、コレクションでは「女性にとって新鮮な感覚を取り入れ、毎日の見え方が変わるようなデザインにした」という。メンズのコーチジャケットをデフォルメし、ギャザーを寄せたオフショルダーの「コーチジャケットドレス」(7万円)や、メンズのボタンダウンシャツにウィメンズの襟やカフスをドッキングした「ギャザーシャツ」(2万4,000円)など、メンズのアイテムをベースにウィメンズの要素を加えたコレクションを製作。また、迷彩柄やヒョウ柄を消したら蓮の花や猫が出てきた、というイメージのデザインのプリントを施したり、独自開発した花が挿せるポケットなど、ユーモアやギミックを散りばめた。
 今シーズンはメンズは休止したが、次の2018年春夏コレクションではメンズとウィメンズを発表する予定。今後は「発表時期を前倒しして海外展でどんどん発表し、海外の販路を開拓したい」という。
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