このほどストックホルムにてステージに立ったジャスティン・ビーバーに、現地のファンが「あのヒット曲“Despacito”を歌って」とリクエスト。しかし歌詞にスペイン語が含まれるため、ジャスティンは「とてもじゃないが生歌は無理」と断った。するとファンのひとりが苛立ち手にしていた水入りのボトルを、ジャスティンに向かって投げつけたという。
【動画を見る】「『Despacito』を歌ってほしい!」
ストックホルムで開催された『Summerburst Festival』に登場し、あるファンからそのようなリクエストがあったジャスティン・ビーバー。レコーディングは完璧にこなし美しいスペイン語の歌詞もバッチリ決めたはずなのだが、ジャスティンは「その曲なら無理」と即答、その理由をこのように明かした。
「だって、その曲は(歌詞さえ)知らないんだ。」
これを聞き、ひとりのファンが水の入ったボトルをジャスティンに向かって投げるという行動に。しかし俊敏なジャスティンはこれを難なくかわし、しかも激昂することなく落ちついた様子でこう語っている。
「どうか僕に向かって物は投げないで。」
ちなみに同曲は実に難しいもようで、5月にはステージで歌ってみたものの見事に歌詞を忘れたジャスティンは、とりあえず「blah, blah, blah」と適当なことを口走ったほか、次のようなデタラメな歌詞で最後までしのいだ。
「俺は、歌詞を、知らない。だからこう言うよ、Dorito/Despacito」
「俺は食べちゃったのさ、ブリートをね。そう、欲しいのさ、ブリートがね。」
ずいぶん丸くなった様子のジャスティンだが、2013年にはブラジルのステージであるファンにペットボトルを投げつけられ激怒。その衝撃でマイクを落としたジャスティンは客席を一瞥し、ステージから姿を消したことがあった。今回は非常に冷静でキレることもなかったが、ボトルが命中していたらひと騒動あったかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)