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3歳ころになると自立心が出てきて嘘をつくようになってきます。
親から見ると子どもの嘘は見え見えなので、つい「本当のことを言いなさい!」と詰め寄ってしまい後で後悔することも……。
嘘をつく子にはしたくないが、子どものどう注意してよいのか悩みますよね。
そこで筆者の経験も踏まえた上手な対処法をいくつかご紹介していきます。
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まず子どもの嘘の内容によって判断することが大切です。
例えば、冗談半分で「今日、友達が空飛んだんだよ」みたいな明らかに嘘とわかるものは、ママも「おもしろいね〜。本当に飛んでたらすごいよね〜。」と冗談として受け止めるとよいです。
逆に人をだましたり、悪いことをするための嘘は注意をした方がいいですね。
相手が嫌な気持ちになったり、相手が損をしてしまうような嘘はつかないようにと理由と合わせて説明すること。
大きくなってくると、相手の気持ちを考えて嘘をつくこともわかってくると思いますが、子どものうちは基本的なこととして伝えていくことが大事ですね。
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子どももなかなかママに言いにくいこともあります。
何か失敗をしてしまったとき、うっかりしてママとの約束を破ってしまったとき、理由は様々ですが、正直に言えずに嘘をついてしまうかもしれません。
また、友達のことをかばったりしていることもあったりします。
嘘をついてるのがなんとなくわかっても、そんなときは無理に問い詰めるのではなく、ときには騙されてあげるのもよいと思います。
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子どものことを信頼して「言いたくないこともあるんだよね。」とわかってあげると子どもも素直に話をしてくれやすくなります。
とはいえ、何度も嘘をついてくるとやっぱりなんとかしないといけません。
そのときの対処法としては、まずは一旦子どもの言っていることを受け止めてあげましょう。
「そうなんだね。こういうことがあったんだね。」とわかってあげた上で、「でも他にもこういうことがあったんじゃないかなと思う」とか「もう少し本当のこと言ってくれるとうれしいな。」と自分の気持ちを伝えましょう。
このときは威圧的にならず、あくまで自分はこう考えてるよと伝えるのがコツです。
しばらく子どもとそのような会話をしてるとだいたいの子は本当のことを言ってくれます。
子どもも言いにくいことなので、ちゃんと自分から言ってくるまで辛抱強く待つことが大事ですね。
いろんな子がいるので、全ての子に通じるわけではないですが、だいたいの子どもは気持ちを受け止めてあげて、正直に話すのを待っていると素直に自分の気持ちを伝えてくれると思います。
なかなか難しいテーマですが、なんでも「ダメ」と怒ってると、子どももどんどん言いにくくなってしまうので、きちんと話を聞いてあげる姿勢を持っておくことが大事ですね。
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※ Roger Jegg – Fotodesign-Jegg.de、 Pixel Memoirs / Shutterstock
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【著者略歴】
※ 三尾 幸司・・・1979年生まれ。3児のパパ。某IT企業で営業をしながら、ワークライフバランスを実現し、たまに組織改革やダイバーシティ、女性活用などの推進に取り組み。また、NPO法人コヂカラ・ニッポンのメンバーとして、コヂカラMBAプロジェクトを進めており、子ども向けのキャリア教育やビジネスワークショップを実施。大手企業の社員の子どもや沖縄の高校生など、幅広く講演やワークショップを実施。
プライベートでは小中一貫校のPTA会長(4年目)として活動中。今までに1,000冊以上読んだ育児書やビジネス書のノウハウを元に、Blogや雑誌に子育てや教育に関する記事を寄稿し、子育てに関わる人の支援やアドバイス、将来の日本を支える子どもの教育や育成に力を入れている。AERA、Bonjureaha、サカイクなど寄稿多数。3人の子育てに毎日楽しくバタバタしてます。厚生労働省の「イクボスアワード2016 特別奨励賞」を受賞。
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