元モーニング娘。の福田明日香(32歳)が、6月29日に放送されたバラエティ番組「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」(テレビ東京系)に出演。グループ脱退の理由や、脱退後の生活、現在の活動などについて語った。
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福田は、中澤裕子、安倍なつみ、石黒彩、飯田圭織と共に活動した、モーニング娘。の初代メンバー。当時13歳と最年少メンバーながら、抜群の歌唱力でグループをけん引、メインボーカルの一人として活躍していた。モーニング娘。が大ブレイクを果たすきっかけとなった「LOVEマシーン」(1999年9月9日発売)の頃にはすでに脱退(1999年4月18日)していたが、初期モーニング娘。を語る上では決して外すことのできないメンバーだ。
そんな福田が、約18年ぶりにテレビ出演したのが「じっくり聞いタロウ」。同番組で福田はモーニング娘。当時を振り返り、中学生が普通にしていたこと、例えば電車に乗ったり、原宿に行ったりといったことができなくなり、「ちょっと寂しい感じがして。これから先、ずっとこういう生活なんだって急に不安に」なったという。
また、東京出身の福田以外のメンバー4人は地方出身者で、並々ならぬ決意を持って上京していたため、「なんかみんなとズレてるなって。私は学校に行けないって言っても実家から通ってたし、家族にも会えていたので、なんかちょっとぬるいかなって」と思うようになり、モーニング娘。に賭ける本気度の違いから脱退という道を選んだそうだ。
脱退後、「LOVEマシーン」の大ヒットでスーパーグループの階段を上って行ったモーニング娘。だが、「羨ましいとか、悔しいという気持ちはなかった?」と聞かれた福田は「悔しい…んー」と言葉を濁したが、「友だちとカラオケボックス行って、『LOVEマシーン』とか歌ってました。(もう少しグループに残って)CM出ていたら、もうちょっとお金貰えてたかな」と胸の内を明かした。
普通の生活に戻った福田は、中学卒業、高校に進学したものの、「(高校では)すごい騒がれちゃって。授業中にほかのクラスからワーッと来たりとか、えげつないことが結構あって」と苦労したそうで、あっさりと1年で中退。そして「しばらくパン屋で働いたり、スーパーの商品管理したり」といったバイト生活を送り、その後、高校に入り直して改めて普通に生活を送っていたそうだ。
30歳のときには、「友人の会社の飲み会に呼ばれて出会った」3歳年下のサラリーマンの男性と結婚。現在は1歳6か月の子どもを育てながら、2011年にメジャーデビューを果たした男女混成ボーカルグループ・PEACE STONEのボーカルとして活動している。
なお、番組ではモーニング娘。時代のヒット曲「サマーナイトタウン」を熱唱。PEACE STONEのYouTube公式チャンネルでは、テレビ東京の楽屋で練習する様子を撮影した動画(https://www.youtube.com/watch?v=z678ejpCBRg)が公開されている。
元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20170644539.html