実子2人、そして養子4人の母マドンナ(58)が、このほどマラウイから養子マーシーちゃんを迎えようと奔走した日々を回顧。当時2人目の夫と離婚したばかりだったせいで、判事から「育児には向かない」と言われたことを明かした。
このほど
マドンナがマラウイにて「Mercy James Institute for Pediatric Surgery and Intensive Care(小児病院)」のオープニング式典に登場。そこで、2人目の養子マーシーちゃんを迎えた頃を振り返りながら、このように語った。
「(1人目の養子である息子)デヴィッドに出会い、ほどなくしてマーシーに出会ったのです。ですが2人は当時、別々の孤児院で暮らしていました。」
「マーシーはマラリアを、デヴィッドは肺炎を患っていました。私は2人を腕に抱き、こう囁いたのです。『私がお世話をしてあげるから』と。そして『強く健康な大人になるよう育ててみせる』と約束したのです。」
しかしガイ・リッチー監督と離婚したため、マーシーちゃんを養子に迎えるまで予想以上に長い時間がかかったという。
「判事にダメだと言われてしまったのです。ちょうど離婚したばかりだったせいでね。『離婚した女性に子育ては向かない、マーシーは孤児院で育てた方が良い』と言われてしまいました。」
それでもマドンナは、マーシーちゃんを諦めなかったそうだ。
「私は自由を求め闘うし、フェミニストでもある。反逆する精神もあるけれど、思いやりと知性のある人間でもあるのです。納得のいく理由のない“No”なんて、受け入れられません。そこで弁護団を雇い、最高裁で闘いました。大変な闘いでした。」
そしてようやくマーシーちゃんを迎えたマドンナは今年、新たに2人の女の子を養子に迎えた。実子2人はすでに大きくなっているが、養子4人とは大変仲が良く血のつながった弟・妹達のように接している。母性溢れるマドンナも、実子と同じように大事に育てている養子達が愛しくてたまらないようだ。
画像は『Madonna 2017年7月13日付Instagram「So. Proud of Mercy James!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)