全編「動く油絵」で描く『ゴッホ〜最期の手紙〜』 吹替声優にイッセー尾形

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2017年07月19日 12:32  CINRA.NET

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『ゴッホ〜最期の手紙〜』 ©Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.
映画『ゴッホ〜最期の手紙〜』の日本語吹き替え版声優が発表された。

10月から東京・TOHOシネマズ六本木ほか全国で順次公開される『ゴッホ〜最期の手紙〜』は、画家フィンセント・ファン・ゴッホの死にまつわる謎を、全編油絵によるアニメーションで描いた作品。郵便配達人ジョゼフ・ルーランの息子である主人公・アルマンが、父の友人・ゴッホの最期の手紙をその弟・テオに届けるため奔走しながら、ゴッホの死の真相に迫るというあらすじだ。映像は俳優が演じる実写映像をもとに、100人以上の画家たちがゴッホの画風を模して描いた約6万5千枚の油絵から構成される。

吹き替え版の声優として発表されたのは、ルーラン役を演じるイッセー尾形。イッセー尾形は、自作の指人形でゴッホと友人たちを描く一人芝居を行なっており、7月20日から東京・上野の東京都美術館で開催される展覧会『ボストン美術館の至宝展―東西の名品、珠玉のコレクション』の特設サイトでも『ゴッホの友人ルーランさんの夫婦漫才だこりゃ』が公開中だ。

今回の発表とあわせて同展とのタイアップ企画として、『ゴッホ〜最期の手紙〜』の映像を使用した特別映像『ルーラン親子、日本へ行く』が公開。展覧会で初めて妻のオーギュスティーヌと日本に行くルーランと、『ゴッホ〜最期の手紙〜』の公開で日本を訪れる息子のアルマンの親子のやりとりがコミカルに描かれている。同映像ではルーランとアルマンの2役をイッセー尾形が演じている。
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