マドンナ「競売なんて止めて」(画像は『Madonna 2017年6月16日付Instagram「A Woman's work is never done!! 6 kids and many jobs =ratchet hair」』のスクリーンショット) かつて故2パックと交際していたものの、「君は黒人じゃないから」という理由でフラれてしまった歌手マドンナ。その彼女がこのほどニューヨークの裁判所に文書を提出、「私の私物をオークションに出すという計画を止めてほしい」と求めた。
このほどオークションに出品される予定だった驚きの物とは、2パックが刑務所から
マドンナ に宛てて書いたとされる手紙と使用済みの下着とのこと。しかし『NYポスト/Page Six』によるとマドンナの要求は認められ、裁判所は競売会社『Gotta Have It! Collectibles』に対し「マドンナさんの私物出品を止めなさい」と命じたという。
個人的な手紙や使用済みの下着などがオークションに出品される―そう知ったマドンナはさすがに驚愕したらしく、以下のように心情を記した文書を提出している。
「私は衝撃を受けました。彼からの書簡がオークションに出されると聞いたからです。彼の手紙が私の手元にないことも知りませんでした。」
なお多数の私的アイテムが出品リストから外れたというが、それでも数十とも言われる多くの品物がまだ出品されたまま。マドンナが着用したTシャツ、またサイン入りの写真などもそのまま出品されているというが、下着などが取り下げられ、さすがのマドンナも安堵していることだろう。
またこの2人は過去に良い仲だったというが、2パックは自身のイメージを考慮し破局を決意。彼からマドンナに送られた手紙には「君が黒人の男と一緒にいても、君のキャリアは問題ない。君はオープンでエキサイティングな人だと思われる程度だろう」「でも俺が(白人の君と付き合うと)今の俺をつくった人達の半分をガッカリさせてしまう」といった言葉が書き込まれていた。
2パックはその後、1996年に銃撃され25歳の若さでこの世を去ったが、マドンナは彼を深く愛していたようで、今年の彼の誕生日には思い出の2ショットをインスタグラムにアップしていた。
画像は『Madonna 2017年6月16日付Instagram「A Woman's work is never done!! 6 kids and many jobs =ratchet hair」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)