絵本作家ジミー・リャオ原作の台湾映画『星空』が日本公開 音楽はweg

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2017年08月02日 10:21  CINRA.NET

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『星空』 ©HUAYI BROTHERS MEDIA CORPORATION TOMSON INTERNATIONAL ENTERTAINMENT DISTRIBUTION LIMITED FRANKLIN CULTURAL CREATIVITY CAPITAL CO., LTD ATOM CINEMA CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
映画『星空』が10月28日から東京・新宿K's cinemaほか全国で順次公開される。

同作は台湾の絵本作家ジミー・リャオの同名絵本が原作。美術商の両親が離婚秒読みとなり、優しい祖父を亡くして居場所を失った少女が、スケッチブックを抱えて街をさまよう不思議な転校生と出会い、2人で星空を見るために旅に出るというあらすじだ。

主演はチャウ・シンチー監督の『ミラクル7号』で主人公の少年を演じたシュー・チャオ。共演者にはリン・フイミン、シー・チンハン(Mayday)、グイ・ルンメイらが名を連ねている。メガホンを取ったのは、『九月に降る風』『百日告別』などのトム・リン監督。音楽は全編world's end girlfriendが手掛け、ゲストボーカルに湯川潮音が参加した。world's end girlfriendは「誰かの過去であり誰かの未来でもある美しい季節の映画です」、湯川は「歌で参加できて嬉しいです」とそれぞれコメントを寄せている。

なお『星空』は、2012年の『大阪アジアン映画祭』の特別招待作品として上映された後、日本の版権の所在が不明となっており、約5年ぶりの公開となる。

■world's end girlfriendのコメント
かつて私も
三本足の象と共に歩いたり、
銀河をかける電車に乗れたりもした。
より生々しく愛おしい何かを得るために
私はすでに失ってしまったものばかりだけど、
ときおり振り返っては少し遠くから眺めます。
誰かの過去であり誰かの未来でもある美しい季節の映画です。

■湯川潮音のコメント
主人公の少女の儚さや透明感が物語全体に星のように煌めいていました
夢と現実が交差する世界
歌で参加できて嬉しいです
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