すでに50代ながら、完璧でリアルなアクションシーンを果敢にこなす俳優として知られるトム・クルーズ(55)。彼が映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作の撮影で危険なスタントにまたしても挑戦、しかし建物の壁に激突し「負傷した」と米メディアに報じられた。
このほど、英ロンドンにて映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作の撮影に挑んだ
トム・クルーズ。その中で建物から建物に飛び移るというスタントに挑んだが失敗、痛そうに足を引きずる姿が捉えられ、その映像を芸能サイト『TMZ』が公開している。
なお同サイトでは「少なくとも2度失敗した」として、怪我の状態が心配されるとも伝えている。また映像では壁に激突する激しい音も確認でき、どれほどの衝撃があったかは想像に難くない。
アクションシーンにこだわるトムは、これまでも多くの危険シーンに挑戦。念のためにスタントコーディネーターがつき安全に撮影が進むよう徹底的に計画を立てるというが、それでもトムのこだわりは強く、過去にはコーディネーターがこんな話をしていた。
「絶対に安全…。そんな風に感じるのは嫌だって本人が言うんですよ。そんな状況で撮影したら、演技がダメになってしまうってね。」
リアルなアクションシーンを観てもらいたい。真に迫る演技で完璧な作品を仕上げたい。その一心で頑張ってきたトムはかつてメディアから「スタントマンを使おうとは思わないのですか?」と問われ、こう答えていた。
「まだ使う気はないよ。いつかはそういう日も来るだろうけどね。」
今回の怪我の状態は不明だが、クリストファー・マッカリー監督は先月の時点ですでに複数の困難なスタントをトムがこなしたと告白。最新作も壮絶アクションシーン満載のエキサイティングな映画になると示唆していた。トムの怪我の状態が悪くないことを祈るばかりだ。
画像は『Mission: Impossible 2015年11月17日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)