ブルゾンちえみの極意「メイクは鎧」 強くなるため「鋭角に」

「35億」のキャリアウーマンネタでブレイク、CMやドラマでも活躍するお笑いタレント・ブルゾンちえみが6日、都内で開催された『WONDA新CM発表会』に先輩芸人のビートたけし、劇団ひとり、澤部佑（ハライチ）とともに出席した。そこで自身の個性的なメイクの効果について語った。

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ブルゾンちえみはwith B（ブリリアン）を従え、「お疲れさまです！」と元気な声で会場後方から登場し、中央の通路を闊歩。途中で足を止めて書類をばらまくとステージへ上がり、ドヤ顔でポーズを決めた。


先月26日〜27日に放送された『24時間テレビ』（日本テレビ）でマラソンランナーに選ばれ、見事に90kmを完走したことも記憶に新しいブルゾンだが、お笑い芸人の大先輩でもあるビートたけしに早速「車に乗ったの？」といじられると、笑いながら否定した。


7日からオンエアされるWONDAの新CMでは、ビートたけし演じる北野部長と社員役の劇団ひとりと澤部佑に、ブルゾンの新人キャリアウーマンが加わる。CMの設定だけでなく芸人としても先輩である3人と共演するため「今朝は絶対に遅刻しないようにしなきゃと。タクシーの運転手とのやりとりでピリピリした」と緊張した様子を垣間見せた。


また「前向きになるために行うこと」を聞かれると、ブルゾンは「強めにアイラインを引く」と回答。「私にとってメイクは鎧なので、初めて誰かに会うなど（気持ちを強く持ちたいときには）角度をつけて鋭角に（アイラインを）引く。それで私も強くなれる」と女性ならではの秘策を明かした。同じ質問にたけしは「ひどい目に遭ったときは良いことの前兆だと思うようにしている。映画がとんだり、テレビがダメになったときは、あとは上に行くしかない」と言い、「悪いことは良いことのきっかけ」だとポジティブシンキングの持論を展開して後輩3人をうならせた。

ちなみにイベントではブルゾンは金髪のウィッグをかぶっていたが、劇団ひとりは「元を思い出せないぐらい」、澤部は「自然すぎて普通のブルゾンだと思った」と違和感がないよう。これにブルゾンは「金色は膨張色なのでいつもより顔が大きく見えるのではと不安だったけど、男性陣がほめてくれたので安心しました」と胸をなでおろした。片やたけしは「私はフランス座出身なので金髪ヌード…」とさきほど“良い話”をした先輩とは思えない方向に話を持っていき、後輩たちを苦笑させた。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）