黒柳徹子のアンドロイド「totto」誕生 42年分の『徹子の部屋』データ使用

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2017年09月14日 20:01  CINRA.NET

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黒柳徹子のアンドロイド「totto」
黒柳徹子のアンドロイド「totto」が開発された。

10月2日からテレビ朝日、BS朝日で放送される連続ドラマ『トットちゃん!』の放送開始を記念して開発されたtotto。アンドロイド研究者の石黒浩(ATR)の監修のもと、電通、電通テック、テレビ朝日、エーラボの4社が共同開発した。

tottoの声は、42年にわたるトーク番組『徹子の部屋』の会話データをもとに、NTTテクノクロスによる音声合成技術を用いて作成。2018年には、自律会話システムを搭載し、様々な場所でtottoと話すことができるようになるという。

またtottoのボディは、黒柳徹子を3Dカメラでスキャンして等身大の型を作成。表情やしぐさ、癖なども研究され、発話にあわせて口の動きを生成するATRの技術を採用するなど最新工学技術を用いたアンドロイドとなっている。YouTubeでは黒柳徹子とtottoが対面する映像「トットの部屋」が公開中だ。

『トットちゃん!』は、黒柳徹子とその家族が生きた昭和史を描くドラマ。黒柳徹子役を清野菜名が演じるほか、母役を松下奈緒、父役を山本耕史が演じる。今年春からスタートしたテレビ朝日の昼の帯ドラマ「帯ドラマ劇場」の第2弾作品となる。
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