満島ひかりがEGO-WRAPPIN’とタッグを組んだMV『群青』/ 圧倒的な透明感に見惚れます

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2017年09月18日 20:53  Pouch[ポーチ]

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満島ひかりさんが4年ぶりに単独主演した映画『海辺の生と死』が劇場公開されたのは、2017年7月のこと。

この作品は、戦時下の奄美を舞台に、作家の島尾敏雄と妻ミホの出会いと愛し合う日々を描いた作品です。満島さんはふたりの生き様と、ロケ地の奄美群島・加計呂麻(かけろま)島に、イマジネーションを刺激されたそう。

そして「映画とはまた違ったアプローチで “愛のものがたり” を語りつぎたい」と、EGO-WRAPPIN’ に楽曲提供のオファーをし、それにEGO-WRAPPIN’ が共鳴する形で誕生したのが、今回紹介する楽曲『群青』です。

【生と死の境を表現】

YouTubeに公開されているMVでは、海面と水中の境目を ”生と死” の境とし、海と一体となったその境界における感覚が表現されています。

映像はコトリフィルムの島田大介監督によるもの。ほの暗いながらも圧倒的な透明感があって、海、雫、そして満島さんの存在を、すぐそばに感じられます。

【いつまでも観ていられる…】

たゆたう水面はキラキラと輝いていて、愁いを帯び、限りなく澄んだ満島さんの歌声と絶妙にマッチ。

何かを赦し、すべてを包み込んでくれるかのようなその世界観は、MVでありながら、リラクゼーション効果を感じてしまうほど。

ふと気がつくと6分12秒が終わっている、吸引力のある作品に仕上がっています。

【コメントも届いています】

この曲とMVについて、満島さんは

「EGO-WRAPPIN’のふたりの曲と、わたしの声と、静かに寄りそってくれるミュージックビデオが完成しました。光と水の世界は、透明でちょっとこわいです。けれど、見ていていい感じの気分になりました」

とコメント。

また、島田監督は

「海面と水中の境目は生と死の境に感じる時があります。海と一体になった時安らぎを感じたり、 急に恐怖を感じたり。楽曲を聞いた時のそんな感覚を表現しました」

とコメントしています。

安らぎと、ふと感じる恐怖。MVで表現された心の揺れを、あなたもぜひ感じてみてください。

【アナログ盤がリリースされるよ〜!】

この曲は配信だけでリリースされていましたが、新たに12インチアナログでの発売が決定。9月30日に「HMV record shop」3店舗で先行販売され、10月7日からは一般販売されるそうです。

A面は表題曲「群青」、B面には同じ楽曲の「ultramarine dub mix」が収録されていて、ジャケットを手がけるのはコ−ネリアスをはじめとする数多くのCDジャケットで知られるデザイナー・北山雅和さんです。

また12インチ盤ということで、ジャケットは十字架を模したタイトルを満島さんが書き入れていたり、EGO-WRAPPIN’の中納良恵さんによる手書きの歌詞が入っていたりと、ぬくもりを感じられる仕様になっているみたいです。

MVの映像を観ながらアナログ音源を聴くというのも、また一興かも〜♪

参照元:YouTube、ローチケHMV、HUMANITE、EGO-WRAPPIN’
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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