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先日、有名女優と医師の不倫報道が流れました。この世に男と女が存在する限り、この手の話はなくならないのではと思ってしまいますよね……。
よく、不倫を疑うと“スマホをチェックする”という話を耳にしますが、果たしてそれは正解なのでしょうか?
今回は、It Mamaライターであり弁護士の木川雅博さんの記事を参考に、スマホを見られて発覚する“不倫のリスク”に迫ります。
●チェックはOKでも、やりすぎに注意して
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道義的にはためらわれますが、メールやLINE、Facebookなどのメッセージを確認するためにパスコードやパターンロックの解除を行うこと自体は構いません。
ただし、それを越えて、IDやパスワードが要求されるページでこれらを入力してメール内容を見ることは不正アクセス禁止法違反となってしまいますので、おすすめできません。
もしスマホをチェックした際、不倫相手となる人物とのメールやメッセージ履歴を確認できたとします。
ですが、不倫を立証できる直接的な表現でのやりとりはされていませんので、証拠をつかんだと感じても、実際に離婚や不倫相手に対する慰謝料請求をする前には弁護士にご相談が必要なんだとか。
弁護士の木川先生によると、まずは夫婦でお互いのSNSや行動を確認したり、夫の出社時や帰宅時に当日の行動を聞いたりして、不審な点がないかどうかを見ることから始めたほうが良いそうです。
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(1)「配偶者との間に子どもがいる場合、子どもの信用を失う。」
夫(妻)が不倫していること知ったら、子どもは大変傷つきますし、子どもの信用を失うことは間違いありません。
(2)「離婚した場合、親権を失う。」
不倫によって家庭不和が生じて離婚したとなったら、もう子どもと会えなくなる可能性があります。
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離婚原因が自分にあったとしても、法律上は面会交流を求める権利はありますが、子どもの気持ちが優先されますから、事実上会う機会を“一生失う”かもしれません。
(3)「社会的信用を失う」
配偶者や不倫相手が職場に入る場合、社内でウワサが広まり“社会的信用を失う”可能性が大です。
SNSやスマホで情報をすぐキャッチできる時代です。たとえ一般人でも拡散されるスピードはは気をつけたほうが良いでしょう……。
(4)「友人を失う」
配偶者や不倫相手が同級生だったり、職場以外でもコミュニティが一緒だとすると、そのつながりの友人を失うことにもなりかねません。
自分でも気まずくて同窓会などに顔を出しづらくなるでしょう。
(5)「配偶者と不倫相手の双方を失う可能性」
配偶者と離婚条件の折り合いが付かない間に不倫相手から愛想を尽かされ、長期間の紛争の後に配偶者と離婚が成立するなどして、配偶者と不倫相手の双方を失うこともままあります。
(6)「不倫を止めたくても止められない状態に陥る」
お互い人間ですから、不倫関係を解消したいと思う時期が一致するとは限りません。
不倫関係を解消したいと申し出ても、「別れるなら奥さん(旦那さん)に言う!」などと言われた場合には八方ふさがりになるでしょう。
(7)「配偶者からも不倫相手(またはその配偶者や交際相手)からも慰謝料を請求されかねない」
様々なバリエーションが考えられますが、配偶者からも不倫相手側からも慰謝料請求をされる事態に陥ることがあります。
個別的な事情によりますので、判決で認められる慰謝料の額には幅がありますが、それぞれ100万円から300万円程度の額を支払う覚悟が必要です。
(8)「不倫相手の配偶者や交際相手の恨みを買う」
示談段階で高額の慰謝料を請求されたり、それだけならまだしも相手によっては暴力や脅迫を行ってきたりする可能性も否定できません。
(9)「不倫相手からも恨まれる可能性」
不倫相手が結婚していることを知らなかった場合や、「もう妻(夫)とは別れる予定だから」などとうそを言っていた場合はもちろん、結婚していることを知っていたとしても、「私の時間を返して!一生恨んでやる!」などと恨まれて精神的に追い詰められる可能性があります。
(10)「金銭的負担の増加」
不倫をすると、不倫相手に使うお金のみならず、慰謝料、離婚した場合の養育費、不倫相手との間の子どもの養育費などを、自分の予定していない時期に支払わなければならなくなることになり、人生設計が狂う可能性が大です。
不倫は、自分はうまくやっているつもりでいても発覚することが多いです。かりに離婚は避けられたとしても、一生冷めた夫婦関係を継続したり、一生配偶者に頭が上がらなくなったりする可能性が高いでしょう。
不倫をした場合に慰謝料請求が認められるということは、“不倫は違法”だということです。
いかがでしたか?
今回は不倫のリスクについてお伝えしました。
やっぱり“妻(夫)・子どもの信頼を失う”ことは大ダメージではないでしょうか?
魅力的な相手を目の前に一瞬でも迷った際は、今回ご紹介した内容を思い出してみて下さいね。
【画像】
※ Nicoleta Ionescu, aastock, Syda Productions / shutterstock
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