中丸雄一、KAT-TUN充電期間中の躍進 『プロフェッショナル 仕事の流儀』やソロ公演への期待

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2017年09月25日 07:32  リアルサウンド

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 グループとしての活動は充電期間にあるKAT-TUNだが、それぞれソロ活動は実にめざましい。亀梨和也は、この夏『24時間テレビ』(日本テレビ系)でメインパーソナリティーの一人として番組を進行しながら、ドラマスペシャル『時代をつくった男 阿久悠物語』で主演を務めるなど、日本のエンタメ界を牽引する存在として安定感を高めた。上田竜也も体育系熱血キャラを活かすバラエティ出演を続け、10月からはドラマ『新宿セブン』(テレビ東京系)で主演を務めるなど活躍の幅を広げている。しかも、本作では主題歌も上田が担当することが発表されており、スタートが今から楽しみだ。


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 そして、今回注目したいのは中丸雄一の躍進だ。この半年間の活躍を振り返ると、4月には『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)で主演・ 主題歌を手掛け、東京ドームで行なわれた『ジャニーズ大運動会2017』でチームリーダーを務めた。そして、5月には初MCとして『世界ルーツ探検隊』(テレビ朝日系)をスタートさせ、6月にはアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)で声優として出演。 もちろんレギュラーで出演している情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)では、コメンテーターとしてロケにスタジオトークにと日々奮闘中だ。


 ドラマ、歌、イベント、声優、そしてコメンテーター……と、ざっと主だった動きを見ても、これぞ充実した充電期間といえそうだ。さらに、9月25日には『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)に、そして10月27日からは東京グローブ座にて、9年ぶりのソロアクトライブ『中丸君の楽しい時間2』を上演するという。


 『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、あらゆる分野の第一線で活躍するプロの仕事を徹底的に掘りさげていくドキュメンタリー番組。その飽くなき挑戦にスポットライトを当てることで、視聴者に勇気を与え、明日の働く元気をくれるような番組だ。中丸は、この9月で34歳になった。まさに今、働き盛りの世代。この番組の視聴者は、おそらく自身も仕事と向き合うビジネスパーソンが中心だろう。この1年、KAT-TUNというグループの岐路に立ち、 さまざまなジャンルの仕事を経験している真っ只中の中丸は、もしかしたら働く視聴者の代表となって番組を盛り上げてくれるの ではないだろうか。


 中丸が愛されるのは多忙な日々を送りながらも、どこかいつもリラックスした雰囲気をまとっているところにある。それは、彼の仕事の流儀が「仕事を好きでいること」なのではないだろうか。中丸の仕事ぶりは、嫌なことを辛抱してやるというよりも、楽しいことに対して全力で挑みたいというタイプに見えるのだ。好きだから凝りたくなる。好きだから自然体で取り組める。


 そんな中丸の『中丸君の楽しい時間』は、構成・演出・ 出演のすべてを中丸が手掛ける一人舞台だ。ヒューマンビートボックス、音楽、バラエティ……自分の好きなこと=興味を持って取り組んできた全てを詰め込んだ舞台。それは、中丸のポートフォリオといえるだろう。果たしてどんな舞台に仕上がるのか、期待が高まる。(佐藤結衣)


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