菅田将暉&桐谷健太が“浅草キッド”歌う 映画『火花』主題歌に

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2017年09月27日 11:21  CINRA.NET

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左から菅田将暉、桐谷健太 ©2017「火花」製作委員会
又吉直樹原作の映画『火花』の主題歌が発表された。

主題歌に起用されたのは、主演の桐谷健太と菅田将暉が歌う“浅草キッド”。売れる日を夢見てもがく若手芸人の心情を歌ったビートたけしの楽曲のカバーとなり、同曲で映画のラストを飾りたいという板尾創路監督の希望で実現したという。

桐谷健太と菅田将暉によるレコーディングは8月下旬に実施。桐谷は昨年にauのCMソング“海の声”で『NHK紅白歌合戦』に初出場しているほか、菅田も同じくauのCMソング“見たこともない景色”で今年にソロでCDデビューしている。今回の発表とあわせて2人がカバーした“浅草キッド”を使用した映画の新たな予告編が公開された。

菅田将暉は主題歌について「桐谷さんと二人で歌えることに加えて、楽曲も『浅草キッド』ということでなんて贅沢なんだと思うとともにすごくワクワクしました。撮影が終わってしばらく経ちましたけど、二人で向かい合ってのレコーディングで、その時の情熱や、徳永と神谷の関係性を思い出して熱い気持ちになれました」とコメント。

桐谷健太は「ビートたけしさんの名曲を歌うと聞いて本当に嬉しかったです。関西人の二人が、東京の芸人さんの歌を歌うというのも感慨深いです。二人同時のレコーディングでは最後に気持ちが本当に乗ってきて、向かい側で歌う将暉もいい感じの顔になっていくのをずっと見ていました(笑)」と明かしている。

また板尾監督は「この楽曲をエンドに使う事で、東西の芸人の世界が繋がり、より大きなテーマを持った作品になりました。エンドロールが終り、劇場客席の照明が明るくなる2時間1分まで演出できたと確信しております」と自信を見せている。

11月23日から公開される『火花』は、漫才の世界で結果を出せずにいる徳永と、強い信念を持った天才肌の先輩芸人・神谷が出会い、壁にぶつかりながらも自分の道を歩もうとする様を描く青春物語。神谷役を桐谷、徳永役を菅田が演じている。

■菅田将暉のコメント
桐谷さんと二人で歌えることに加えて、楽曲も「浅草キッド」ということでなんて贅沢なんだと思うとともにすごくワクワクしました。撮影が終わってしばらく経ちましたけど、二人で向かい合ってのレコーディングで、その時の情熱や、徳永と神谷の関係性を思い出して熱い気持ちになれました。歌詞の中にある「いつか売れると信じてた…」という箇所は、芸人さんはもちろん、我々にも通じる部分があるフレーズだと思います。エンドロールで流れる僕らの主題歌を楽しみにしていただければと思います。

■桐谷健太のコメント
ビートたけしさんの名曲を歌うと聞いて本当に嬉しかったです。関西人の二人が、東京の芸人さんの歌を歌うというのも感慨深いです。二人同時のレコーディングでは最後に気持ちが本当に乗ってきて、向かい側で歌う将暉もいい感じの顔になっていくのをずっと見ていました(笑)ビートたけしさんが作られた曲なので自分の持っているものを全部出しきって飛び込んでいきました。一緒に歌っているとどんどん流れができていく感じなので、一曲通して楽しんでいただきたいです。

■板尾創路監督のコメント
二年前に火花を監督する事が決まった時から頭の中に「浅草キッド」が既にあって、この曲有りきで脚本を作りました。各方面、関係者の皆様の御理解と御協力で何とか成立しました。
この楽曲をエンドに使う事で、東西の芸人の世界が繋がり、より大きなテーマを持った作品になりました。エンドロールが終り、劇場客席の照明が明るくなる2時間1分まで演出できたと確信しております。
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