1997年の映画『タイタニック』で悲しすぎる運命に翻弄される恋人同士を演じた、米俳優レオナルド・ディカプリオと英女優ケイト・ウィンスレット。2人は共演を通し強い絆で結ばれ、今も大変親しい間柄とのこと。そんな2人には「交際すれば良いのに」という声が何度もあがったが、それは実現せぬままケイトは2度の結婚に失敗し3人目の夫とゴールイン。それぞれともうけた3人の子もおり、私生活も大変充実しているという。そのケイトがこのほどメディアの取材に応じ、なぜ“親友レオ”と恋仲にならなかったのかを振り返った。
男と女の間に純粋な友情は果たして成立し得るのか。その答えが「YES」であることを世間に示したのが、激しくも悲しい恋と運命に翻弄される男女を演じた
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットだ。しかし当時のレオナルドは若く非常にハンサムで、世界中の女性の憧れの的。そんな彼と連日撮影に没頭していたというケイトが、『Lorraine』インタビューに応じこう語った。
「幸運なことに、互いに対しちっとも(異性としての)魅力は感じなかったの。」
「(あの映画を愛してくださった方にとっては)嫌な話でしょうね。ごめんなさい。でもホント、互いに対してトキメキなんて感じなかったわ。」
そしてそのおかげで「今もレオと親しくできるの」とケイトは言う。
「そういうこと。当時はお互いをからかったりして…今もからかい合って楽しめる。そんな仲なんだもの。それって本当に素晴らしいことだと思うわ。」
ちなみに映画やドラマの共演をきっかけに本当に恋に落ちてしまう俳優・女優も多く、後に別れ言葉も交わさぬ仲になってしまうケースも多い。しかしケイトとレオナルドは互いに「好き」という気持ちはなかったため、別れることもなければ互いを避ける必要もなかったのだ。
一方でレオナルドは、過去に映画の共演相手で一番好きだったキスの相手は「ケイトだね、やっぱり」と告白。「しっかりしていて才能があるの」「とても良い人なのよ」と自分をベタ褒めするケイトにつき、「僕も全く同じ気持ちだ」「『タイタニック』の撮影はものすごく大変だったけど、僕と彼女はパートナーとして乗り越えたんだ」とも語っていた。
映画の公開・大ヒットから20年。作品の人気は相変わらず高く、2人は今も親友同士としてとても親しい付き合いをしているのだとか。ちなみにケイトの子ども達もレオナルドが大好きで、普段は「レオおじさん(Uncle Leo)」と呼ぶほど懐いているという。そのレオおじさんも、間もなく43歳。結婚する気配はまったくないが、将来については以前から「自然に任せたい」と語っており、あまり焦ってはいない様子だ。
画像は『Titanic 2014年3月26日付Facebook「“The last thing I need is another picture of me looking like a porcelain doll.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)