俳優ベン・アフレックとの共演経験がある女優ヒラリー・バートンが、このほどベンから受けた“驚くべき蛮行”を告白。ベンもそれを否定せず、真摯に謝罪した。
女優達へのセクハラ行為で猛批判を浴びている映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインだが、このほど『トータル・リクエスト・ライブ(TRL)』でベン・アフレックと共演したことのある女優ヒラリー・バートンのファンがTwitterに以下のような書き込みをしたことで、新たな騒動が勃発した。
「ベンだって、一度TRLでヒラリーの乳房を掴んだのにね。みんな、それはもう忘れてしまっている。」
これにヒラリーが「忘れてなんかいない」と返したことで、多くのファンから「お気の毒に」などといったコメントが殺到した。ヒラリーは当時を改めて思い出したのか、「皆さん、本当に有難う。私は当時、ほんの子どもだったのに」などと記している。
この新たなセクハラ騒動について、ベンは否定するのかと思いきや潔く事実であることを認め、このようにツイートした。
「僕はバートンさんに対し不適切な行いをしました。それにつき、真摯に謝罪します。」
しかし多くのファンはこれにガッカリし、「指摘されて初めて謝罪するなんて。まったくヒーロー的な行為ではない」などと痛烈に批判している。だがこの件は2003年の出来事だといい、「謝罪以外の何が望み? 昔のことだし、もう謝罪した。これで終わりで良いじゃないか」という声、また「でもヒラリーにとっては過去の問題じゃないし、これからもずっと忘れないと思う」という意見も書き込まれている。
男女平等がずいぶん進んでいるような印象も受けるアメリカ、特にハリウッドだが、一歩中に踏み入れば男女のギャラの格差、また大物プロデューサーによる女優へのセクハラなど表面化しない問題が山積みだという。勇気を持ち被害や差別を訴える人々が増えたことで今後このような問題が激減する可能性は高いものの、彼女達の受けたダメージの大きさは計り知れない。
画像は『Ben Affleck 2014年9月27日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)