エロとのコラボでVRが爆発的大流行の予感

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2017年11月15日 01:00  citrus

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ハイテクノロジー系のアイテムには、とんと疎い、周囲の同世代(フィフティオーバー)の例に決して漏れないアナログ人間の私だが、そんな私が今、こともあろうかVR動画にハマっている。

 

念のため──「VR動画」とは「ヴァーチャル・リアリティ動画」の略で、「特定のゴーグルを装着し、特定の合成画面を鑑賞すれば、その効果によって3次元空間内へ体験者の身体が投影され、本当にその空間への没入感が生じる映像」のことである。

 

とある仕事で「体験してみてください」と依頼され、実際に体験してみたら想像以上にその没入感がハンパなく、それ以来ヒマを見つけてはいろんな画像をチェックしまくっている。

 

もちろん、MyVR用ゴーグルも持っている。ネット通販店だと数百円で購入できる、段ボール製のお手軽なヤツだ。価格的にリーズナブルなのもいい。ちまたでは「5〜10万はする=お大尽の贅沢な遊び」的なイメージが、まだ払拭し切れていないのかもしれないけど、ちゃんとしたやつでも1万円でおつりが返ってくる程度の価格だったりする。

 

すでにゲーム業界では積極的に導入されており、ほかにもファッション、旅行や不動産系(※よりリアルに旅先や物件を閲覧することが可能ゆえ)の企業でも、サービスの一環として顧客に利用していただくケースも増えているんだとか……。

 

しかし、このVR動画が圧倒的な威力を発揮するのは……やはり「エロ」の分野、コイツに尽きるのではないか。ちなみに、私が「いろんな映像をチェックしまくっている」のは、お恥ずかしながらエロ動画ばかりだったりする。

 

AVだったら、これまでにないリアルな立体感とシズル感が堪能できる。しかも、制作側がソレを“売り”にできるので、女優に激しいカラみを強要しなくても済む(=視聴者に向かって単体でいろんな性的行為をこなしているフリをするだけでも作品として充分に成立する)。……となれば、おのずと女優の容姿レベルも上がってくる。そんなトレンドを先取りし、「VR専門」を前面に押し出す個室ビデオ店も、いくつか登場しはじめていると聞く。

 

風俗業界でも、女の子紹介用のVR動画を推奨する情報サイトが話題となっている。お店に通うまでの“予習”、通ってからの“復習”が、かなりの精度で行えるのがポイントで、あと、パネマジ(=修正に修正を重ねた紹介写真とは似ても似つかない女の子が来てしまうこと)防止にも一役買っているらしい。さすがにVR動画じゃあ、プロポーションや肌の質感まで修正はできないので……。

 

大手風俗店とAVメーカーがコラボして、VR動画を使いながらコンパニオンがマッサージサービスをしてくれる「VRフーゾク」なんてえのも、最近は実在するのだそう。

 

どんなプレイ内容なのか、また、コンパニオンがすぐそばにいるのに何故ヴァーチャルな女の子があらたに必要となるのか……は、よくわからないが(笑)、なんかすごそうなことになるような気はしないでもない。少なくとも、仮にコンパニオンが好みのタイプじゃなくても“チェンジ”しなくて大丈夫なのだけは間違いない。女の子本人を前に「チェンジお願いします」と告げるのって、かなり勇気がいりますから……ね(笑)?

 

私はこのVR、わずか数年後には空前の大ブームとなり、さらにその数年後には、自宅で誰もがゴーグルを装着しているのが当たり前の光景となる予感がしてならない。なぜなら、かつてのビデオデッキ同様、「エロ」を巻き込んでちまたへと流通したアイテムは、浸透する加速度の爆発力が凄まじいからである。そして、もし私の予感が的中するならば……VRの一般化は、我々の思考パターンや日常生活にも、ある種の劇的な変化をもたらすのではなかろうか?

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