新興宗教団体で育った2人の男と1人の女 宗教・原発・家族を描く『息衝く』

0

2017年11月15日 17:21  CINRA.NET

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

CINRA.NET

『息衝く』ポスタービジュアル ©teamJUDAS2017
映画『息衝く』が2018年2月下旬から東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

同作は、原発の再稼働に目を瞑る政権与党の政治団体であり、新興宗教団体の「種子の会」で育った2人の男と1人の女を巡る、3.11以後の日本を描く物語。自らの信念を問いながらも団体の中で生きる則夫と大和、団体を離れ1人で子供を育てる慈が、彼らの幼少期からの師で精神的支柱でもある森山周に再び会いにいくことで、自身が背けていた何かを取り戻そうとする、というあらすじだ。

メガホンを取ったのは『へばの』『愛のゆくえ(仮)』などの木村文洋。音楽は北村早樹子が手掛け、坂本弘道、岡田拓郎(ex.森は生きている)が演奏に参加した。出演者は、柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太(青年団、サンプル)、坂本容志枝(ZORA)、川瀬陽太、小宮孝泰、寺十吾(tsumazuki no ishi)ら。
    ニュース設定