タイからラオスの秘境まで4千キロ縦断、『バンコクナイツ』制作の記録映画

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2017年11月16日 18:11  CINRA.NET

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『映画 潜行一千里』 ©Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM]
映画『映画 潜行一千里』が12月16日から東京・新宿のK's cinemaで公開される。

同作は、富田克也(空族)が監督・脚本、相澤虎之助(空族)が共同脚本を手掛けた映画『バンコクナイツ』の制作過程に迫った空族初のドキュメンタリー。タイからラオスの秘境に至る約4千キロを縦断する中で記録された総時間100時間を超えるデータをもとに、1本の映画が生み出されていく過程や、空族の制作スタイルが映し出される。『映画 潜行一千里』の監督を務めたのは、『バンコクナイツ』で撮影を担当した向山正洋(stillichimiya、スタジオ石)。音楽はDJ KENSEIが手掛けた。

空族が構想10年をかけて制作した『バンコクナイツ』は、「娼婦・楽園・植民地」をテーマに据え、タイの娼婦たちと日本人が織りなす物語を描いた作品。富田克也監督は主人公の娼婦・ラックと5年前に別れた男・オザワ役で出演しているほか、田我流もキャストに名を連ねる。

11月27日には富田克也と相澤虎之助による書籍『バンコクナイツ 潜行一千里』が刊行。12月9日には、山口・山口情報芸術センター[YCAM]で日本プレミア上映が行なわれる。
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