俳優ウィル・スミスと女優ジェイダ・ピンケット=スミスの娘ウィロウ・スミスは、現在17歳。大富豪の両親を持ち自身の純資産額も4億円を突破。歌手・モデル・女優としてもデビュー済みの彼女だが、“スミス家の娘”として暮らす人生は「最低だわ」と語った。
個性的な美は確かにあるものの、“典型的なハリウッド美女”ではないとされる
ウィロウ・スミス。それでもモデルや女優として活躍するのもある程度は「両親のおかげ」なのだろうが、彼女はセレブキッズとしての人生を楽しんできたわけではないという。少し前に『Girl Gaze』のインタビューに応じたウィロウは、こう語っている。
「正直に言っちゃうけど、(ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミスの娘として注目されて暮らすのは)マジで最低よ。」
「成長して自分の人生を理解しようとする時、『何が起きているのか知る権利がある』みたいに人々に思われるワケ。それってマジで、耐え難いほど最悪。」
「でも顔は変えられない。親を変えることもできない。変えられることは何一つないんだから。」
豪華で贅沢なセレブライフを子ども時代から満喫し「羨ましい!」と思われる立場ではあるが、そういう暮らしも実は大変なのだという。
「そう、私みたいな立場の子って、ほどんどは鬱になっちゃうのよ。」
世界中の人達に私生活を探られ、冗談のネタとして笑われもすることはかなり不快で、結局は「気にせず暮らすか引きこもるしかないのよ」とウィロウは明かしている。
裕福な暮らし、チヤホヤしてくれる周囲の大人達、煌びやかな交友関係―その全てがあっても「こんな人生は最低だ」と言われてしまう両親の思いは、どれほど複雑であろうか。しかし何もかも世界中に知られ、多感な青春時代に恋も遊びも十分に経験できぬ暮らしもまた、一般人には想像できないほど苦痛を伴うものなのだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)