大森南朋、麻生久美子、三浦貴大が共演 岩松了『市ヶ尾の坂』26年ぶり再演

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2017年12月12日 12:31  CINRA.NET

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左から大森南朋、麻生久美子、三浦貴大
岩松了作・演出の舞台『市ヶ尾の坂―伝説の虹の三兄弟―』が東京・下北沢の本多劇場で5月17日から再演される。

同公演は、1992年に『竹中直人の会』で上演された『市ヶ尾の坂―伝説の虹の三兄弟―』を新演出で約26年ぶりに再演するもの。1992年の市ヶ尾の坂を舞台に、「田園都市計画」によって家がなくなることを余儀なくされた母なき3兄弟と、彼らと触れ合うことになった母になることができない人妻との家族劇を描く。出演者は岩松に加えて大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子ら。

同作が岩松作品4度目の出演となる大森南朋は「いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。

2009年に岩松の作・演出による『マレーヒルの幻影』で初舞台を経験した麻生久美子は「舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています」、岩松作品初出演となる三浦貴大は「岩松さんの作品に出演させて頂くのは初めてなのですが、台本を読んですごく素敵な本だなと思いました。舞台は三本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています」とそれぞれコメントを寄せている。

なお同公演は東京公演終了後に、宮城、福島、大阪、富山、愛知、静岡を巡回。チケットの販売は3月中旬を予定している。

大森南朋のコメント
岩松了さんのお芝居にはこれまで「隣の男」「恋する妊婦」「不道徳教室」の三本に出演させて頂きました。いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします。

麻生久美子のコメント
大好きな岩松さんの舞台にまた出演させて頂けることを本当に幸せに思っております。「マレーヒルの幻影」「結びの庭」に続いての今作、今からドキドキしてしまいますが、岩松さんに初舞台を踏ませて頂いてから、もう8年。
舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています。
今作もしっかりと岩松さんについて行き、出来る限り楽しんでやらせて頂ければと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

三浦貴大のコメント
岩松さんの作品に出演させて頂くのは初めてなのですが、台本を読んですごく素敵な本だなと思いました。舞台は三本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています。
(大森)南朋さんは何度かご一緒させて頂いたことがあるのですが、あの真面目か不真面目か分からない、不思議なバランス感で立たれている感じがすごく好きで、麻生さんは初めてですが品がある方で演技も好きなので、皆さんと一緒に作品に出られるのが楽しみです。
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