THE ALFEE(桜井賢・坂崎幸之助・高見沢俊彦)が24日、毎年恒例のクリスマスイヴのコンサートを東京・日本武道館にて開催した。同所でのイヴ公演は1987年の12月24日の公演から数えて30年連続となる。この日も約9,800人のファンが会場に集まり、THE ALFEEの3人はバラエティに富んだ楽曲や軽快なMCの他、クリスマスの特別な演出を用意して、持ち前のサービス精神で観客を楽しませた。
アンコールでは『第59回 輝く!日本レコード大賞』で「企画賞」を受賞した最年長新人バンド・The KanLeKeeZが、受賞を記念して新調した揃いの赤のミリタリールックを着て登場した。そして「第59回 日本レコード大賞 企画賞受賞 The KanLeKeez SHOW TIME!」と宣言し、ファンが赤と青のライトを振る中、GSを意識したオリジナル曲やGSの往年の名曲を楽し気に披露した。
THE ALFEEの日本武道館での総公演本数は1983年の初公演から92本となり、コンサート通算本数は2661本(2017年12月24日現在)で、日本のグループとしての最多記録を更新した。高見沢が「92回目の武道館、イヴをみんなでお祝いしましょう」と高らかに呼びかけると、ファンが大声援で応える。イヴのライブでは欠かせないTHE ALFEEのクリスマスソング『聖夜 −二人のSilent Night−』では、10人のサンタクロースが一斉に現れて曲に合わせて踊り、会場一体となりクリスマスを楽しんだ。高見沢は「今年もみんなで平和なクリスマスイヴを迎えられたことを感謝します」とお礼を述べた。
THE ALFEEの今年最後のパフォーマンスは、30日の『第59回 輝く!日本レコード大賞』でのThe KanLeKeeZとしての生出演になるもよう。コンサートは12月29日の大阪城ホール公演が今年最後になるが、すでに2018年の春の全国ツアー『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 春ノ巻』(全28公演)の開催を発表済み。2018年にはTHE ALFEE 結成45周年、アニバーサリーイヤーの幕が開ける。