「家」の中で2つの物語が交錯 清原惟の劇場初監督作『わたしたちの家』

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2018年01月11日 18:51  CINRA.NET

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『わたしたちの家』 ©東京藝術大学大学院映像研究科
映画『わたしたちの家』が、1月13日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。

同作は、東京藝術大学大学院映像研究科で黒沢清や諏訪敦彦に師事した、1992年生まれの清原惟監督による劇場デビュー作。父親を失った少女・セリと、記憶を失った女性・さなの物語が、 独特な構造を持つ1軒の「家」の中で交錯するという内容で、『PFFぴあフィルムフェスティバル』内で行なわれた『PFFアワード2017』でグランプリを受賞したほか、『第68回ベルリン国際映画祭』フォーラム部門への正式出品が決定している。

批評家の佐々木敦が主宰するHEADZによる初配給作品となる同作。オフィシャルサイトには黒沢清、アピチャッポン・ウィーラセタクン、蓮沼執太らのコメントが掲載されている。また、上映中には黒沢清、諏訪敦彦、ホンマタカシ、飴屋法水、柴崎友香らを迎えるトークを開催。公開前日の1月12日には、東京・渋谷の7th FLOORで、杉本佳一、東京塩麹、よだまりえを迎える前夜祭が行なわれ、清原監督もDJとして出演する。
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