斎藤工、さっそくメンバー離脱!? 『BG〜身辺警護人〜』第1話からスリリングな展開の連続に

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2018年01月19日 06:02  リアルサウンド

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 木村拓哉主演で送る『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)が、ついに初回を迎えた。1月18日放送の第1話では、工事現場の警備員である島崎章(木村拓哉)が、新たに設立される身辺警護課に着任。“新人ボディーガード”としてスタートする姿が描かれた。


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 2018年、工事現場の警備員である章は、社長から身辺警護課の新設を知らされスカウトされる。かつて敏腕ボディーガードとして活躍していたものの、ある出来事をきっかけに引退した身である章は、「失敗を犯したものは戻れない」と渋るが、社長は「黙っていればいいじゃない」と、あまりにお気楽。身辺警護課には章と同じく各部署からスカウトされてきた面々が集う。高梨雅也(斎藤工)、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮祥太朗)、そして彼らをまとめる課長・村田五郎(上川隆也)だ。


 厳しい訓練の末、さっそく舞い込んだ1件の依頼。厚生労働大臣・立原愛子(石田ゆり子)がスターターを務める、隅田川マラソン大会のスポンサーである会社会長・大久保佐助(伊武雅刀)の警護だ。ところが、章と何かと衝突する高梨が早々に離脱。立原は“元ファン代表”と名乗る人物から、「慢心は人間の最大の敵だ。退陣なくば死の号砲が鳴る」と脅迫状を受け取っていた。不安でいっぱいの大久保をよそに、彼女は「脅迫には屈しない」と参加を決意する。


 物語は2012年から始まった。サッカーのスター選手である河野純也(満島真之介)の警護を務めていた章。歓喜するファンの中、ひとりの男が河野に向かって投げた生卵をキャッチし、静かに相手に返す。その動きの鮮やかさと落ち着き払った態度から、彼がいかに優秀なボディーガードであるかがよく分かる。民間警護を開始した現在では、かつて敏腕ボディーガードであった章の力が、少しずつ明らかになっていくさまが面白い。身辺警護課のメンバー5人がそれぞれ役割を演じ、警護のシミュレーションをする訓練でも、元自衛官である高梨以上に章がそのスキルの高さを見せつけた。というよりも、“身体が覚えていた”という感じだろうか。また、マラソン大会の会場で騒ぎを起こした、週刊『時論』の記者・犬飼悟(勝地涼)と対峙する場面では、アクションで打ち負かすのみならず、言葉で迫り真実をあぶり出していた。


 第1話から、なかなかにスリリングな展開の連続。丸腰である民間警護人を「町の用心棒に活躍の場はない」と言い捨てる警視庁SP・落合義明(江口洋介)に、「丸腰だから、守れるものもある」と返していた章。息子との不協和音な親子生活や、彼がボディーガードを1度引退するにいたった理由も、今後さらに深く描かれていくはず。早々にメンバーを離脱した高梨が、これからどう絡んでくるかも楽しみである。


(折田侑駿)


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  • 脚本、井上由美子だからね。
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