NGT48中井りかが上西小百合元議員に心酔!「上西さん大好き」「アイドルだって言いたいこと言っていい」

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2018年02月02日 23:11  リテラ

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リテラ

上西小百合と中井りかが共演した『スマートフォンデュ』(テレビ朝日)

 婚約者と昨年末に破局していたことを公表したり、具志堅用高や亀田興毅を輩出した名門・協栄ボクシングジムに入門したりと、国会議員ではなくなった現在でも、なにかと話題に事欠かない上西小百合元衆議院議員。



 上西氏といえば、橋下徹や東国原英夫から浦和レッズのサポーターまで、さまざまな相手とバトルを展開し、いまでは「炎上タレント」の名をほしいままにしているが、そんな上西氏になぜか現役のアイドルが心酔してしまったようだ。



 そのアイドルとは、NGT48の中井りか。デビュー曲「青春時計」ではセンターを務め、昨年の選抜総選挙では23位にランクインした人気メンバーのひとりだが、そんな彼女が上西氏に対し「シンパシーを感じる」「大好き」とラブコールを送ったのだ。



 それは、中井がMCを担当しているテレビ朝日の深夜番組『スマートフォンデュ』(1月25日放送回)。この日の放送では、不倫常習が発覚して議員辞職に追い込まれた宮崎謙介元衆議院議員、キングコング西野亮廣、そして上西氏をパネラーとして招き、「炎上」をテーマに討論を行った。



 中井の"上西リスペクト"ぶりが全開になったのが、なぜか終始ひとり上から目線の宮崎氏から「炎上商法はなんのためにやっているのか?」と皮肉たっぷりにつっこまれた上西氏が「炎上商法、炎上商法って私言われるんですけど、じゃあね、炎上ってしようと思って自分の力で出来ますかっていう話がまずありますよね?」と返したときのこと。



 すると、それまでほとんど発言せず置物状態だった中井が急に立ち上がり、「そうなんですよ! そうなんですよ! それ! 大好き。もう、それ! 本当におんなじ意見なんですよ」と叫びながら上西氏に握手を求めたのだ。



 その後、上西氏が「炎上って自分の力で出来るわけじゃないし、じゃあ、炎上商法って、私、なにを売るんですか? テレビに出たって議員時代お金なんかもらわないじゃないですか、ほとんどね。そういうことを考えたら、炎上商法ってそもそも成り立たないし」と説明を続けるのにも、「そう! そう! そうそう!」とものすごい勢いでうなずいていた。



 上西氏の説明を聞いた宮崎氏は「じゃあ、なんのために、炎上商法に間違われることをしているんですか?」と再度皮肉を浴びせるのだが、それに「ツイッターっていうのは思ったことを自由につぶやく場じゃないですか? だから、私も思ったことを自由につぶやいているんですけど、なにか?」と上西氏が返すのを聞くと、中井はさきほどよりもさらに高いテンションで、席から立ち上がりながらこうぶちまけた。



「素直に言っただけで、すごい燃えるんですよ。『アイドルなのに』とか言われて。アイドルだって好きなこと言っていいだろって思いますよね!」

「本当に素直に思ったことを言ったりしてるだけなのに、すぐ掲示板とかに『中井はまた炎上させようとしてる』とか、『アイドルなのに口が悪い』とか、そういうふうに言うんですけど、だって、アイドルだって人間なんだから言いたいこと言ってもいいじゃないですか。じゃあ、みんないい子のアイドルばっかりいて面白いですかって話なんですよ」



 この演説に対し、中井と共にMCを担当するタイムマシーン3号の山本浩司は「中井さん、頼む。大島(優子)さんや前田(敦子)さんに憧れてくれ。なんで上西さんに憧れるんだ、頼む」とツッコミを入れていた。



 中井の主張はその通りで、否定する部分はまったくないのだが、「なんで上西さんに憧れるんだ」というタイムマシーン3号山本のツッコミもよくわかる。いまや「ヒールの権化」のような存在の上西氏に同調してもアイドルとしてはなにひとつとしてメリットはないのに......。



 しかし、中井りかはそもそもAKB48グループのメンバーのなかでは群を抜いて歯に衣着せぬ発言で人気を勝ち取ったメンバーである。



 グループ発足当初はそこまで中心メンバーでもなかった彼女が一躍注目を浴びたのは、動画配信アプリ・SHOWROOM(タレントがスマートフォンなどを通じて動画配信を行うサービス。見ている人もアイテムを投げたりコメントを投稿するなどして配信の内容にリアクションをとることができるシステム)での発言が面白かったから。



 何食わぬ顔で下ネタを話したり、「メンバー不仲説」などのネット掲示板のネタに敢えて反応してみせたり、他のメンバーに握手に行くファンを「浮気者」と呼んで晒し上げながら罵倒したりするのは日常茶飯事。



 とくに最近では、2018年の年が明けてすぐに始めた深夜のSHOWROOM配信にて、悪口を書き込んできたアンチに対し「ちょっと待って、ちょっと待って、ハイハイハイハイ、アンチ見つけましたー! 新年早々お疲れさまでーす! 来るかなーって思ってたらね、一人いたよ、恥ずかしいね。1月1日に嫌いな人のSHOWROOM見てるんだよ。ヤバー。ヤバー。『中井終わってるな』とか書いてたけど、あなたのほうが終わってますよ。大丈夫ですかー? いた、いた。しかもこの時間に。大好きかよ、りかのこと。ウケる。ヒマなの? 初詣行けば? 彼女でもつくって。出来ないだろうけど」と、辛辣な皮肉を返したのが話題になった。



 こういったキャラクターから「ポスト指原莉乃」という声も一部にはあるが(中井は昨年11月に指原も所属する太田プロダクションに移籍)、上西氏に対して並々ならぬシンパシーを表明したりするその感じは、指原の「炎上」とは少し位相が異なるかもしれない。



 指原は同じ「炎上」でも、「良い炎上」と「悪い炎上」があるとしており、彼女の著書『逆転力〜ピンチを待て〜』(講談社)では、このように説明されている。



〈炎上にも良い炎上と悪い炎上があります。悪い炎上はたいてい、人にあおられたことでカッとなって、衝動で書いたことをすぐにアップしちゃうことで起こります。

 ツイッターやぐぐたす(Google+)、ブログに書き込みする時に大事なのは、流れとタイミングです。書く内容よりも、そっちのほうがぜんぜん大事。瞬発力は禁止。

 思ったことをすぐ言うとケンカにしかならないから、まずは感情を飲み込む。ぐっと我慢して、その後でどうやったら自分に得なのかを考えて書く。あとは、流れとタイミング。

 飲み込むばっかりの人生です〉



 つまり、指原の場合は完全に空気を読んだあと「自分の得になる」と判断してやっている戦略的な炎上なのだ。対して、中井の炎上はそれこそ、思っていることをそのまま口にした結果、起きているもので、明らかに上西氏に近い。



 しかしだからといって、指原のようにそれを「悪い炎上」と決めつけるのはおかしいだろう。



 中井は前述『スマートフォンデュ』のなかで、「私も言いたいことよく言うんですけど、言えない人っているじゃないですか、だから、『りかちゃんが言ってくれてすっきりした』とかそういう意見もすごいたくさんいただいていて、だから、そういう人たちの希望になれればなって思って」とも語っている。



 その姿勢は、計算や狡猾さがすけてみえる指原の予定調和的な言動よりはるかに刺激的で、爽快感すらもたらしてくれる。



 しかも、最近の中井はそれで干されるどころか、秋元康氏による「推され枠」に入ったとの見方もある。先日は、『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京)などでおなじみの劇作家・福田雄一氏のツイッターにて、福田氏と秋元氏の会食に中井も同席していたことが明かされていた。



 アイドル界でも「上西キャラ」は需要があるということなのだろうか。

(編集部)


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