趣里×菅田将暉×仲里依紗 本谷有希子『生きてるだけで、愛。』映画化

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2018年02月05日 20:11  CINRA.NET

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『生きてるだけで、愛。』 ©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』が映画化され、今秋に公開される。

『第135回芥川龍之介賞』『第20回三島由紀夫賞』候補に選出された『生きてるだけで、愛。』は、過眠症で自分の感情をコントロールできず、現在は無職の寧子と、寧子の同棲中の恋人だが、他人と距離を置き本音で向き合おうとしない男・津奈木の2人を中心とした愛の物語。寧子のもとに津奈木を取り戻したい元恋人・安堂が現れ、寧子を自立させて部屋から追い出そうと無理やりカフェバーのアルバイトを決めてしまう、というあらすじだ。

嫌々始めたアルバイト先で次第に心を開くようになる主人公の寧子役を演じるのは趣里。勤務先であるゴシップ雑誌の編集部で上司に反発し、ある行動にでる恋人の津奈木役を菅田将暉、津奈木と別れるよう執拗に寧子に迫る元恋人・安堂役を仲里依紗が演じる。

さらに寧子のアルバイト先のカフェバーのマスター・村田役に田中哲司、カフェバーのママ・真紀役に西田尚美、先輩アルバイト・莉奈役に織田梨沙、津奈木の上司・磯山役に松重豊、同僚の美里役に石橋静河がキャスティング。監督は数々の広告やAKB48、Mr.ChildrenなどのPVを手掛け、同作が初の長編監督作となる関根光才が務める。

原作者の本谷有希子は『生きてるだけで、愛。』の映画化について「23歳の頃の作品です。私が今まで作ってきたものの中で、一番いろんな人々に刺さった作品かもしれません。監督が最後までブレずに、やりたいことをやらかしてくれれば、と思います」とコメント。

関根光才監督は「誰しも、人と違っていて、その違いを抱きしめながら生きているということ。趣里さん、菅田将暉さんはじめ魅力的な俳優たちと作るこの映画が、今に刺さる映画になることを信じています」とのコメントを寄せている。

主演の趣里は「毎日の仕事や生活の中で、時には壁にぶつかり、今まで味わった事のないような感情に振り回された事もありました。もう人間が嫌い、いやでもやっぱり愛したい...そんな事の繰り返しでしたが、この作品の寧子という役を生きた事で今、私自身が救われたような気がしています」と明かす。

また菅田将暉は同作について「そんなに特別じゃない日々を大事にしたいと思える映画だと思います」と語っているほか、仲里依紗は「安堂という役は、表現の仕方が独特な女性だったので、最初はとても難しく感じました。撮影前に自分なりの安堂像を監督にお話しさせていただき、監督のイメージと照らし合わせて作り上げることができたと思っています」と撮影を振り返っている。

同作は1月5日に都内近郊でクランクイン。すでに撮影を終え、現在編集作業中だという。

■趣里のコメント
お芝居を始めてから、本谷有希子さんの世界の中に入りたいと思い続けてきました。
毎日の仕事や生活の中で、時には壁にぶつかり、今まで味わった事のないような感情に振り回された事もありました。
もう人間が嫌い、いやでもやっぱり愛したい...
そんな事の繰り返しでしたが、この作品の寧子という役を生きた事で今、私自身が救われたような気がしています。
観てくださった方々にたとえささやかでも、人生は美しいと感じる事ができるようなそんな希望の光が届けられたら嬉しいです。
この作品と出会えた事、関根監督、スタッフの皆さん、共演者の方々とひとつになって過ごした濃密な撮影の日々に感謝しています。
届きますように。

■菅田将暉のコメント
生きている僕たちは
日々色んな人に出会う。
色んな事が起こる。
喜んだり怒ったり色んな気持ちが生まれる。
その色んな気持ちをどうするのかが問題で
人に言えないこと
表情に出したこと
我慢したこと
共有できたこと
言ったけど伝わらなかったこと
起こった出来事、場所、時間、人
自分にしかわからないものだらけで
自分だけが感じていることだらけ
ただそんな中、無条件で見入ってしまうものがある
言葉に出来ない美しいもの
もう一度見たいあの景色
もう一度触れたいあの感触
もしかしたら僕も
その言葉に出来ない美しいものが
ただただ欲しいだけなのかもしれません
そんなに特別じゃない日々を
大事にしたいと思える映画だと思います
宜しくお願いします

■仲里依紗のコメント
このタイミングでこの映画に出演することができ、とても光栄に思います。
安堂という役は、表現の仕方が独特な女性だったので、最初はとても難しく感じました。
撮影前に自分なりの安堂像を監督にお話しさせていただき、監督のイメージと照らし合わせて作り上げることができたと思っています。
この作品に少しでも爪痕を残せていたら幸せです。

■関根光才監督のコメント
本谷有希子さんの躍動的な原作に出会い製作に至ったこの作品は、エキセントリックで激しい気性の女性の葛藤と、一見無反応に見えるその彼氏を描いていますが、そこには普遍的なテーマがあります。
誰しも、人と違っていて、その違いを抱きしめながら生きているということ。趣里さん、菅田将暉さんはじめ魅力的な俳優たちと作るこの映画が、今に刺さる映画になることを信じています。

■本谷有希子のコメント
23歳の頃の作品です。私が今まで作ってきたものの中で、一番いろんな人々に刺さった作品かもしれません。
監督が最後までブレずに、やりたいことをやらかしてくれれば、と思います。
登場人物達の生きづらさや面倒臭さ、ずるさ、しょうもなさを関根監督がどう映像で表現してくれるのか、
楽しみにしています。
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