木崎ゆりあ「千円札は留吉?」おバカキャラと迫真演技で魅了 「羽生くんになりますよ!!」

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2018年02月16日 21:53  Techinsight Japan

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迫真の演技で魅了する木崎ゆりあとα-X’s匠海
昨年9月にAKB48を卒業した木崎ゆりあが、女優としてつかこうへいの代表作で始動。おバカキャラを活かしつつ、目に涙を浮かべる迫真の演技で観客を魅了した。

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1973年に初演したつかこうへいの代表作『熱海殺人事件』が45周年を迎え、岡村俊一が演出を手掛け新しい『熱海殺人事件』を作り上げる。初日前日の16日、東京・紀伊国屋ホールにて『熱海殺人事件CROSS OVER 45』囲み取材と公開ゲネプロが行われた。木村伝兵衛部長刑事は味方良介、捨て身の潜入捜査を行う水野朋子婦人警官に木崎ゆりあ、富山から来た田舎の刑事・熊田留吉にはNON STYLEの石田明、犯人・大山金太郎をダンス&ボーカルユニット「α-X’s」の敦貴と匠海がWキャストで演じる。


ゲネプロ前の囲み取材にて、木崎は「凄い緊張している。この作品に出会えて良かった。水野として演技をちゃんと届けられたらな」と語った。長い台詞について尋ねられると「台詞を覚えるのは頭に何も入っていないからスッと入っていけるけど、漢字が読めなくて大変でした。いろいろな方に教えてもらえながら(覚えました)。人との関係性って大事だな」と笑いを誘った。

この日、平昌五輪にてフィギュアスケート男子ショートプログラムで首位に立った羽生結弦選手について話が及ぶと、石田は「見惚れた。凄いですね。でも俺たちも負けてられないですよ。あの短い時間で魅了して。僕たちは2時間しっかりありますから、そこで全員ノーミスで。全員が羽生くんになったつもりで、完璧な(演技)羽生まみれでお届けします」と笑いを交えながら意気込みを語った。

木崎も、石田の言葉を聞きながら「負けてられない。(羽生くんに)なりますよ!!」と味方たちと声を大にした。


公開ゲネプロでは、息をつく暇もないくらいの長い台詞を完璧にこなしたキャストたち。涙を浮かべながら迫真の演技を見せた木崎、汗と涙がライトで光る石田、見事なまでの台詞回しと目が離せない演技の味方、惹きつける演技で魅了した匠海。随所に時事ネタも交え、アドリブなのか台詞なのか、千円札に描かれた人物を「諭吉? 留吉?」と答える木崎のおバカキャラも活きる笑い満載の2時間であった。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)
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