偽の教育番組で育った男が騒動起こす 映画『ブリグズビー・ベア』6月公開

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2018年03月01日 19:11  CINRA.NET

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『ブリグズビー・ベア』ポスタービジュアル ©2017 Sony Pictures Classics. All Rights Reserved.
映画『ブリグズビー・ベア』が6月23日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかで公開される。

同作の主人公は、25年間にわたって外の世界から遮断された小さなシェルターで両親と3人だけで暮らしている青年・ジェームス。両親だと思っていた男女は25年前に彼を誘拐他人物だということが発覚したことから、外の世界で「本当の家族」と暮らし始めるジェームスの様子が描かれる。偽の両親によって作られた教育番組『ブリグズビー・ベア』がジェームスに与えた影響が、周りを巻き込んで騒動を起こすというあらすじだ。

メガホンを取ったのは『サタデー・ナイト・ライブ』のディレクターも務めるデイヴ・マッカリー。主人公ジェームス役を同番組のキャストでもあるカイル・ムーニーが演じるほか、ジェームスの育ての親テッド役にマーク・ハミル、カウンセラーのエミリー役にクレア・デインズがキャスティングされている。また『サタデー・ナイト・ライブ』のキャストもカメオ出演。脚本は主演のムーニーとケヴィン・コステロが手掛けた。

『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルは「この映画は、私たちに人とは違うドラム奏者に合わせて行進してもよいということを教えてくれます。伝統的なドラム奏者と変わらず、違うドラム奏者でも十分に通用するということを」とコメントしている。

今回公開されたティザービジュアルはアーティスト・D[di:]が手掛けた日本限定のオリジナルイラスト。物語の重要なキーとなるキャラクター「ブリグズビー・ベア」をD[di:]ならではのタッチで表現している。特報には、ジェームスが25年間両親だけと過ごした空間の一部や、教育番組『ブリグズビー・ベア』の模様、外の世界で出会う仲間たちとの瞬間が映し出されている。

また同作は『カンヌ国際映画祭』新人監督賞にノミネートされている。

■マーク・ハミルのコメント
この映画に出演したことは、私にとっては予想以上の感動でした。
とても希望に溢れ元気づけてくれる映画です。
ありのままの自分でいられ、何かを信じることはとても良いことです。
この映画は、私たちに人とは違うドラム奏者に合わせて行進してもよいということを教えてくれます。伝統的なドラム奏者と変わらず、違うドラム奏者でも十分に通用するということを。
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